猫用ハーネスを買ったはいいものの、猫ちゃんに慣れてもらうのに苦労する飼い主さんが多いようです。
「猫用ハーネスを着せると腰が抜けて固まってしまった」
「防災グッズとして猫用ハーネスを買ったけど、嫌がって暴れてしまう」
……困っちゃいますね。
今回はハーネスを嫌がる、ハーネスを着せると固まる猫ちゃんが、猫用ハーネスを克服する方法を考えてみたいと思います。
猫用ハーネスはおでかけ時・災害時の必需品
猫ちゃんと暮らしていると、ハーネスがあったほうがいいなと思えるシーンが結構あります。いろいろ使えて便利な猫用ハーネス、ぜひとも猫ちゃんに慣れてもらいたいですね。
◆動物病院やトリミングサロンへのお出かけ時に
猫ちゃんを外へ連れ出すとき、キャリーバッグやキャリーケースを使う飼い主さんが多いと思いますが、ふとした拍子に猫ちゃんが飛び出して脱走してしまうことがあります。
そんな事故防止のためにハーネスが役に立つんです。ハーネスにリードを付けてしっかり持ったり、ハーネスをキャリーバッグの飛び出し防止フックに繋ぐことで対策できます。
◆地震や水害などの災害発生時に
災害発生時は人間もパニックです。猫ちゃんを連れて避難するときも、キャリーバッグやキャリーケースからの飛び出し事故が心配です。
また、避難所で過ごすときも、ハーネスとリードがあれば脱走の心配なく食事やトイレ、運動をさせることができます。猫ちゃんの防災グッズとして備えておきたいですね。
◆日光浴やお散歩時に
猫ちゃんをベランダや庭で日光浴をさせるとき、万が一の脱走を防止するために、ハーネスとリードがあると安心です。運動不足やストレスが気になる場合や、災害時の訓練のために、公園などを散歩する子もいるようです。
猫用ハーネスを着せると固まる……
ハーネスを着せると、ほとんどの猫ちゃんは嫌がって暴れたり、固まって動かなくなってしまいます。
それは、猫ちゃんは優れたハンターだからなんです。
狩りのために常に感覚を研ぎ澄ましているため、自分の身体に異物が付いたり、毛並みが乱れることを嫌がります。いまではかわいい家猫でも、野生時代の本能が残っているんですね。
どうしても固まる、嫌がるときにチェックしたいポイント
どうしても猫ちゃんが固まって動けなくなってしまう、転んだり倒れたりしてしまって歩けないという場合、ハーネス側に問題があるかもしれません。
◆サイズが合っていない
ハーネスのサイズが小さすぎると、猫ちゃんも窮屈に感じてしまい、動けなくなってしまいます。猫用ハーネスを購入するときは、きちんと猫ちゃんのサイズを計測して、身体に合ったハーネスを購入するようにしましょう。
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◆生地や素材が合わない
硬い生地のハーネス、重い素材のハーネスは、猫ちゃんも嫌がります。例えば、小型犬用のハーネスや装飾が多いハーネスは猫ちゃんには硬くて重いことも。できるだけ軽くて着心地のいい猫用ハーネスを選ぶようにしてください。
◆ハーネスの付け方が正しくない
ハーネスは正しく付けないと、動きにくいだけでなく、猫ちゃんが抜け出してしまうこともあります。着せやすく、サイズの微調整ができる猫用ハーネスを選ぶと安心です。
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猫用ハーネスの慣らし方
猫用ハーネスに慣れてもらうには焦りは禁物です。無理やり着せたり、怒鳴りつけるのもいけません。
猫ちゃんに恐怖心を持たせないように、飼い主さんも楽しみながら猫用ハーネスにチャレンジしてくださいね。
1.最初は見せるだけ
いきなりハーネスを着せると猫ちゃんは怖がってしまいます。まずは、猫ちゃんの見えるところにハーネスを置いておきます。ハーネスで遊んでみてもOKです。ハーネスのニオイや存在に慣れてもらいましょう。
2.ちょっとだけハーネスを着せてみる
ハーネスの存在に慣れたようなら、そっとハーネスを着せてみます。最初は数分間を目標に。嫌がったらすぐに脱がせてください。固まって動かなくなったり、寝転んでしまった場合もすぐに脱がせましょう。
3.少しずつハーネスを着せる時間をのばす
ちょっとずつハーネスを着せる時間を長くして、数日から数週間かけて慣らしていきます。ハーネスを着せたらオヤツをあげる、おもちゃで遊ぶなど、ハーネスの存在を忘れるほど楽しいことをしてあげるのがコツです。
4.抱っこで外に出てみる
いきなりハーネスを付けての外出は不安なので、リードを付けてベランダや庭に出てみます。飼い主さんがしっかり抱っこをして猫ちゃんを安心させてあげてくださいね。様子をみながら、地面に降ろしてみましょう。
まとめ
災害時やお出かけ時の脱走防止対策として「猫用ハーネス」のニーズは高まっています。同時に猫ちゃんが嫌がる、固まる、暴れるといった悩みを抱える飼い主さんも増えています。
どうしても慣れてもらえそうにないとき、ハーネス側に問題がないか確認してみてください。ハーネスのサイズ、素材、付け方は意外と重要です。
それからハーネスの慣らし方にもコツがあります。それは、焦らずにじっくり慣らすことと、ハーネスを着るといいことがあると思ってもらうことです。
ハーネスを付けたらオヤツをあげたり、おもちゃで遊んだり、飼い主さんとのスキンシップを楽しんだり。愛猫ちゃんにぴったりの方法を見つけて、ハーネスを克服しましょうね!
著者プロフィール

はじめまして。
12歳5ヶ月の雑種メス三毛猫ななちゃんの飼い主です。
この度、エイズキャリアからの口内炎で食べるのを苦しむので1年10ヶ月注射を続けていましたが。私が、子猫を拾って家の中の一部屋を使って育て、譲渡する。その譲渡の頃に片目が潰れウミがたれてたガリガリの成猫オスを見つけ、子猫で体調を崩したナナちゃんの事を配慮し、家の敷地内の倉庫で保護してましたら、口内炎で食べれなくなる頻度が高くなり。注射の間隔を2週間以上あけないと副作用の糖尿病が怖くて、ウェットフード全滅だったので流水で洗ったカニカマやシラスを与えてたせいか、今度は腎臓の数値が悪くなり。
年末年始もあり、別の病院にかかったところ、口内炎に関しては通院先が1年10ヶ月見落としてくれた歯石が原因とわかり。何なら、年末年始に対応してくれた病院の先生の計らいで、口の中の皮膚に刺さるほど成長してた歯石を迷いながらペンチでとってくださり…今は、腎臓に対してのに点滴を欠かさない様にしてる毎日です。
通院先の先生の怠慢や、猫を捨てる人間が続いた事で、私の勝手な動きで飼い猫のななちゃんを苦しめてる事が、とても苦しいけど、今は、転院先の先生を信じて治療にあたるだけです。
で、このななちゃんは、恥ずかしながらら、ウチが昔ながらの猫飼いスタイルで家と外を自由に行き来させてます。
ただ、同居してる母側の飼い猫3匹の内、2匹からイジメを受けるので、夜しか安心して家に居られない、外がすきだし、外がきっと逃げ場で安心にしてるストレスを感じやすい猫ですが。
今後の老後を考えると、糞尿ぐらいはハーネスをつけて屋外で、人間が見守れるぐらいにしたい…の一心で、こちらへ登録しました。
ハーネスの測り方を読みましたので、
体調が良くないのと、野性味が強いとこを考慮して、しっかり測れてから注文をしたいと考えてます。
上記の私の理想ができるかどうかは未知ですが…取り組みたいです。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
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