猫殺処分ゼロ支援
プロジェクト
プロジェクト
猫を飼う人が犬を飼う人の数を上回り、空前の「猫ブーム」といわれています。
ぽぽねこにも飼い主さんからかわいい猫ちゃんの写真が続々と届けられています。愛情たっぷりの様子は、本当に幸せそうです。
なかには「野良猫を拾って初めての首輪なんです」「保護猫の里親になりました」というエピソードも多く寄せられています。
ふと、「もしこの飼い主さんに出会えなかったら……」と考えてしまいます。
不幸にも殺処分され、私たちがこの猫ちゃんの首輪を作ることもなかったのではないでしょうか。猫ブームの一方で、人間の都合で捨てられたり、殺処分される猫ちゃんはまだまだたくさんいるのです。
猫グッズを扱う私たちになにかできることはないだろうか。そう考え、ぽぽねこではお客様から頂戴した売り上げの一部を、猫の殺処分ゼロをめざす活動をする団体へ寄付することにしました。
夫婦2人の小さなオンラインショップなので、直接的に猫ちゃんを救う活動をすることは難しいですが、私たちなりのやり方で猫の殺処分ゼロをめざすことはできます。
「猫の暮らしに、もっと笑顔を。」ぽぽねこは、1匹でも多くの猫ちゃんが幸せに暮らせるように、地域猫活動、保護猫活動を支援しています。
数多くある動物愛護団体のなかでも、ぽぽねこは「公益財団法人どうぶつ基金」の活動に賛同し、継続的な支援を行っています。
どうぶつ基金では「さくらねこ無料不妊手術事業」として、無料で不妊手術が受けられるチケットを配布しています。保護猫活動や地域猫活動を行う団体や個人と連携して、飼い主のいない猫の問題を「殺処分」ではなく「不妊手術」によって解決しようという取り組みです。
日本では年間3万匹以上の猫が殺処分されています。そして、その半数以上が子猫ということをご存知でしょうか。
※環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況(2018年度)」より
猫はとても繁殖力が強く、子だくさんな動物です。放っておけば、野良猫はどんどん繁殖し、鳴き声や糞尿トラブルが起こってしまいます。そして、殺処分という悲しい運命をたどってしまいます。
猫の殺処分をゼロにするには、まずは過剰に繁殖をさせないこと。野良猫にも不妊手術を行い、不幸な子猫を増やさないことが重要です。
野良猫を捕獲して不妊手術をし、元いた場所に戻して見守っていく。このような活動をTNRといい、不妊手術をされた猫は「地域猫」と呼ばれます。
このような地域猫活動はボランティアによって行われていますが、時間もお金もかかります。猫の命を守るには、多くの支援が必要なのです。
2015年10月17日 生後約2週齢の三姉妹が段ボールに入れられ捨てられていたところをカメラマンの藤本に保護されたミックス猫。ぽぽねこのモデル猫として活躍し、商品の特徴や使い心地を豊かな表情で伝えている。