亡き愛猫の遺骨リングを失くした夜――必死に探し続けて気づいた”生きる支え”

亡き愛猫の遺骨リングを失くした夜――必死に探し続けて気づいた”生きる支え”

「スマホどこやったっけ…?」が日常茶飯事な私。脳の容量が人よりも少ないのか、物を置いた場所をよく忘れてしまうポンコツ人間です。

年始早々やらかしたのが、亡き愛猫の遺骨リングを家の中でなくすという大失態。この騒動は、遺骨リングがどれほど心の支えになっているのかを教えてくれました。

左手の薬指に愛猫の”遺骨リング”がない…!

年明けの穏やかな雰囲気が徐々に冷めてきた、ある日の夜。眠ろうとした私は自分の手を見て、違和感を覚えました。あれ…?左手の薬指に愛猫の遺骨リングがないぞ…。

 【関連記事】

その指輪には亡き愛猫ジジの指の骨が入っており、デザインもジジらしさ満載。つけている感覚がないほど、指にフィットしてくれていました。

左手の薬指に愛猫の”遺骨リング”がない…!

日頃から忘れっぽさを自覚しているので、指輪を外すのは「お風呂に入る時」と「スキンケアの時」のみ。外した後はできるだけ、すぐにつけることを習慣にしていました。

だから、指輪がないことに気づいた時は比較的、冷静でした。「多分、あそこにあるんだろうな」という目星がついたからです。

さて、ジジを迎えに行くか。布団をすっぽり被り、寝ようとしていた私はゆっくり、思いつく場所へ向かいました。

ところが、事態は思わぬ方向へ…。目星をつけていた場所に指輪がなかったからです。「最低だ…。やらかした…」と、パニックに。冷蔵庫の下を覗いたり、家具の隙間を見たりして、指輪を探しました。

ところが、事態は思わぬ方向へ…。目星をつけていた場所に指輪がなかったからです。「最低だ…。やらかした…」と、パニックに。冷蔵庫の下を覗いたり、家具の隙間を見たりして、指輪を探しました。

ジジはどこにいるんだろう。寒い場所や汚い場所、暗い場所にいるんなら、早く助けてあげないと…!焦りが募り、部屋の隅々まで探すも、指輪は見つからず。明け方まで探しても指輪を見つけることはできませんでした。

翌日も仕事があったので、その日は自己嫌悪とモヤモヤを抱えつつ、ひとまず就寝。でも、指輪のことが頭から離れない…。夢にジジが出てきたり、指輪を発見した夢を見て「ああ、現実じゃない…」と落ち込んだりして、苦しい夜を過ごしました。

スマホの「金属探知機アプリ」で指輪を捜索!

起床後、私は一番怪しく思える冷蔵庫を動かし、下に入り込んでいないかをチェック。残念ながら、出てきたのは猫たちが遊んだであろうおもちゃの残骸。見知らぬUSBが発見されるという驚きにしか出会えませんでした。

誤って、ゴミ箱に捨ててしまったのかもしれない。そう不安になって、ゴミをひとつずつ取り出して探すも、指輪は見つからず。猫用トイレに落ちて、そのまま回収してしまったのかも…と思い、愛猫たちのうんちを解体。

スマホの「金属探知機アプリ」で指輪を捜索!

愛猫たちは背後で、「プライバシーの侵害です」とでも言いたそうな顔で私の一挙一動をチェックしていました。

思いつく場所を全て探すも、指輪は発見できず…。しかし、諦めることなんてできなくて、私はスマホに金属探知機のアプリをインストール。そのアプリはスマホを動かすと、金属に反応してくれるというものでした。

私は仕事もそっちのけで、スマホを片手に部屋中を行き来。アプリが「ビビビ」と反応した場所を徹底的に探しました。

私は仕事もそっちのけで、スマホを片手に部屋中を行き来。アプリが「ビビビ」と反応した場所を徹底的に探しました。

しかし、出てきたのは愛猫のおもちゃにしていた”丸めたアルミホイル”のみ。こんなとこに隠してたんか…という驚きはありましたが、無料の金属探知機アプリはあまり役には立ちませんでした。

猫の手も借りて、なくした指輪を大捜索!

金属探知機アプリの限界を知った私が次に借りたのは、猫の手です。もしかしたら、少し目を離した時、置いていた指輪に愛猫がじゃれたのかもしれない。だったら、愛猫たちがどうじゃれ、指輪がどう転がっていくか研究する必要がある。

そう思い立ち、自分が指輪を置きやすい場所に数百円の指輪を置き、愛猫たちの行動を観察しました。

猫の手も借りて、なくした指輪を大捜索!

すると、愛猫は指輪を落とすものの、落ちた後はあまり興味を示さず。この反応なら、猫たちが指輪にじゃれて、どこかの隙間に入ってしまったとは考えにくいんじゃないかなあ…。そう感じたので、ひとまず実験を中断。汗まみれになった服を着替えようと、洗面所にある引き出しを開けました。

すると、予想もしなかったことが…。肌着を手に取ると、下から愛猫の遺骨リングが出てきたのです。え…!なぜ、こんなところから…!?引き出しにどうやって入ったの…?ビックリして、当日の行動を何度も何度も振り返りましたが、どんな経緯で引き出しの中に入ったのかは今でも謎のままです。

すると、予想もしなかったことが…。肌着を手に取ると、下から愛猫の遺骨リングが出てきたのです。え…!なぜ、こんなところから…!?引き出しにどうやって入ったの…?ビックリして、当日の行動を何度も何度も振り返りましたが、どんな経緯で引き出しの中に入ったのかは今でも謎のままです。

ジジの魔法…とか思うのは、さすがにファンタジーすぎる。きっと、入浴前に引き出しの上に指輪を置いた→入浴後、服などを出そうと引き出しを開ける→指輪が偶然、落ちて引き出しに入った…という流れだったのだろうと、自分に言い聞かせてます。

ちなみに、指輪を見つけた後、愛猫たちに「疑ってごめん!!!」と、おやつを献上したのは言うまでもありません。

なくして知った”遺骨リングの重み”

大切な遺骨リングを家の中でなくすこと自体、本来ならあってはならないことです…。でも、この騒動を経て、知れたことがありました。それは、自分が思っている以上に遺骨リングが心の支えになってくれていたという事実です。

遺骨リングをなくした時、夫に事情を話すと「高いものだし、見つけたいね」と言ってくれました。でも、その言葉を聞いた時に込み上げてきたのは「値段の問題じゃないな」という気持ちでした。

遺骨リングをなくした時、夫に事情を話すと「高いものだし、見つけたいね」と言ってくれました。でも、その言葉を聞いた時に込み上げてきたのは「値段の問題じゃないな」という気持ちでした。

一生身に着けると決めたものだったから、たしかにそれなりの金額は出した。でも、高かったから見つけたいのではなく、ジジのお骨がひとつでも欠けている状態が苦しかったから、早く見つけたかった。

指輪をなくしたヤツが何言ってんだって思うかもしれないけれど、どこかで寂しい思いをしている骨がひとつでもあってほしくなかった。自分の手元にいないジジがいることが嫌だった。

だからか、遺骨リングが見つかった時は、情けないほど泣けました。この涙はなんなんだ。どんな涙なのか分からない…と、自分の涙にビックリしつつ、子どものようにわんわん泣きました。

だからか、遺骨リングが見つかった時は、情けないほど泣けました。この涙はなんなんだ。どんな涙なのか分からない…と、自分の涙にビックリしつつ、子どものようにわんわん泣きました。

私は遺骨リングがあるから、「ジジと一緒に出かけるんだ」と思って外出できるし、生きていられるんだ――。そう痛感し、遺骨リングがどれほど心の支柱になっているのか思い知りました。

ペットロスの傷は塞がることはないけれど、愛猫が生きていた証を感じられるものがそばにあれば、痛みを抱えながらでも生きてはいける。今回の指輪騒動は、そんな教えを授けてくれました。

ジジ、本当にごめんね。怒っても怒ってなくても、夢枕に立ってくれるのは大歓迎です。

この著者の記事一覧>>


この記事のご感想をお寄せください!(コメントを書く)

このサイトはhCaptchaによって保護されており、hCaptchaプライバシーポリシーおよび利用規約が適用されます。


RuffRuff Apps RuffRuff Apps by WANTO
RuffRuff App RuffRuff Apps by Tsun

ハゲにくい猫首輪に替えませんか?

ぽぽねこ公式オンラインショップ
詳しく見る
カエル鈴
¥680