【愛猫バカ一代】自由奔放と見せかけて愛情と執着の深い我が家の黒猫

【愛猫バカ一代】自由奔放と見せかけて愛情と執着の深い我が家の黒猫

はじめましての方もはじめましてじゃない方もこんにちは。猫狂でミニマリストの阪口ゆうこです。 

前回は「猫バカ日誌」と称して我が家の白猫の紹介をしました。今回は黒猫への思いを書きたいと思う。

早速だが、これを見ていただきたい。

PCの前に映っている黒い毛玉は…。

PCの前に映っている黒い毛玉は…。

我が家の黒猫だ。

いつもこんな感じでコラムを書いている。

我が家の黒猫だ。 いつもこんな感じでコラムを書いている。

控えめに言って猫との距離感が馬鹿である。

ちなみに彼は現在ぐっすりと寝ているらしく、時々鼻息がピーと鳴る。

控えめに言って猫との距離感が馬鹿である。 ちなみに彼は現在ぐっすりと寝ているらしく、時々鼻息がピーと鳴る。

ちょ、やめて!踏んでる踏んでる!キーボード!などと、1記事につき2パニックのペースで執筆している。

読者の皆さんが想像するよりも、なかなかの注意力と精神力が必要な仕事なのだ。

好奇心の塊

そんな我が道をゆく黒猫は、「積極的」なんていうレベルを超えて「好奇心の塊」だ。

好奇心の旺盛さで驚くのは、我が家に来客がある時。

初対面でロックオンしたら、最初から最後までゲストをピッタリとマークするのは基本中の基本。

無駄に声帯を使って、ニャーニャーを乱発させながら、ゲストに荷物の中を見せろと強要し、隙があれば上着の中に潜り込んで毛まみれにする。

さらに黒猫は、ゲストが話している姿を超至近距離でじっと睨みつける。上記にある「馬鹿な距離感」を参照いただきたい。

さらに黒猫は、ゲストが話している姿を超至近距離でじっと睨みつける。上記にある「馬鹿な距離感」を参照いただきたい。

やはりあの近さにはどんな人でもドキドキするらしい。「家族にもこんな近くで見つめ続けられたことないわ♡」と、語尾のトーンをあげて言葉のお尻に♡を付けて嬉しそうにおっしゃる方が多い。

しかし、それが愛情ではなく、いわゆる「メンチを切っている」状態だということを私は知っている。

その目の座り方は昭和のヤンキーさながらだ。

その近さゆえの気まずさだろう。

ゲストは時々黒猫に気を遣い「ねー」だとか、「お前もそう思うかー」だとかって、相槌を打って彼の体に触れようとするが、黒猫はサッと体を離して「軽々しく触んな」といったリアクションをとる。

彼の辞書に、他人への気遣いはない。

そして、ゲストよりも飼い主である私の方が圧倒的に気まずい。

どこに行くの

黒猫はどこに行くにもついてくる。

トイレに行くときは「俺も行く」と言い(そうな感じで)、トイレの中まで入ろうとする。

お風呂に行く時も「俺も行く」と言って(いると思う)、先回りして湯船のお湯の溜まり具合をチェックしてくれる。

お風呂に行く時も「俺も行く」と言って(いると思う)、先回りして湯船のお湯の溜まり具合をチェックしてくれる。

外出する時も「俺も連れて行け」と言って(いるに決まっている)、ドアの最短距離で座り込む。

毎回なのだ。

こちらから一度も、誘うどころか同伴も許したこともないのに、毎回「俺も行く」なのだ。

外出する時も「俺も連れて行け」と言って(いるに決まっている)、ドアの最短距離で座り込む。 毎回なのだ。 こちらから一度も、誘うどころか同伴も許したこともないのに、毎回「俺も行く」なのだ。

それと同時に、どこから帰っても黒猫は待っている。

洗面所にドライヤーを取りに行っただけでも「どこに行っていたんだ」と言い(そうな感じで)、クンクンと匂いを嗅がれてボディチェックが入る。

スーパーから帰宅すると「どこに行っていたんだ」と言って(いると思う)エコバッグに小さな頭を突っ込んで、買った食材を念入りにチェックする。

寝て起きて、毎朝リビングで再会するたびに「こんなに長時間どこに行っていたんだ」と言いながら(これは学習してくれ)、またもやドアから最短距離で座り込んで待っているのだ。

スーパーから帰宅すると「どこに行っていたんだ」と言って(いると思う)エコバッグに小さな頭を突っ込んで、買った食材を念入りにチェックする。 寝て起きて、毎朝リビングで再会するたびに「こんなに長時間どこに行っていたんだ」と言いながら(これは学習してくれ)、またもやドアから最短距離で座り込んで待っているのだ。

これも毎回だ。

待っていてと希望したことはないのに、毎回「どこに行っていたんだ」なのだ。

このように、よく言えば「愛情表現が豊か」よく言わなければ「イタイ恋人」、それが我が家の黒猫なのである。

押しに弱いところもある

しかし、相方の白猫にはめっぽう弱い。

一緒に暮らす白猫は食欲に関して奔放で、空腹レベルが過ぎると理性を失う。

自分のごはんを食べ終えたらすぐに黒猫のごはんまでも奪おうとする。

そんな白猫に黒猫はあっさりとごはんを譲るのだ。

押しに弱いところもある

遊びでも同じような現象が起こる。黒猫がお気に入りの猫じゃらしで遊んでいても、白ねこが割り込んでくると白猫に譲るようにスッとその場に座って静止する。

そして白猫が飽きるまで手を出さないのだ。

私の膝の上で寝ていても、白猫が「私もお膝〜」と言って(くれていると信じている)近づくと、黒猫は私の膝を開け渡す。膝をおりた黒猫は足元で小さく丸くなるのだ。

何かを取り合うことはほとんどない、白猫が欲しいと言えば黒猫は譲る。

あんなに他人に厳しい黒猫なのに、白猫には分け合う精神があるらしい。

守護神なのかも

と、まあこんな感じで黒猫は一見自由なようなのだが、私には自分が家族だと認めた者には限りない興味と愛情を持っていて、それと同時に外部からは守ろうとしてくれているように感じる。

守護神なのかも

というのも、息子や娘がバイトや塾で帰りが夜遅くになった日は、黒猫は帰りを待つように窓辺に座って外をじっと眺めているのだ。

そして、自転車の音がするたびに立ち上がり、自転車の音が家族のものでなければまた座り直して外を眺める。

家族4人が揃うまではこれを繰り返している。

私はその姿を見るたびに、彼は彼なりに家族を心配してくれているのではないかと感じる。

そして家族が帰宅すると同時に、また「どこに行っていたんだ」と、つきまといが始まる。夜に関してはさらに「何時だと思ってんだ」「誰と一緒だったんだ」とも言っているように感じる。

夜行性の猫は昼間よりも明らかに口うるさい。

そして家族が帰宅すると同時に、また「どこに行っていたんだ」と、つきまといが始まる。夜に関してはさらに「何時だと思ってんだ」「誰と一緒だったんだ」とも言っているように感じる。 夜行性の猫は昼間よりも明らかに口うるさい。

よく言えば「愛情表現が豊か」よく言わなければ「イタイ恋人」、私たち家族にとっては「心配性の口うるさいオヤジ」。

それが我が家の自慢の黒猫なのである。


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