ミニマリズムは猫に学べ!5つの共通点と暮らし方

ミニマリズムは猫に学べ!5つの共通点と暮らし方

はじめましての方もはじめましてじゃない方もこんにちは。猫狂でミニマリストの阪口ゆうこです。

いきなりだが、世のミニマリストで猫に憧れない人はいないと思う。
私も時々無性に猫になりたい時がある。
クワッとあくびをして伸びている姿は何とも幸せそう。

世の中の問題や生きづらさから上手にリタイアして、のんびりと自由に生きているように見えるのだ。

来世は何になりたいですかと問われたら「次は猫になりたい」と答える人間は多いだろうけど、猫は「猫以外やだ〜。人間?一番やだ〜」とか言いそう。

しかし、猫と人間のミニマリストには共通する特徴がたくさんあるので、今世でも猫に近づける可能性はあるのでは…。
以下に、その似ているポイントを挙げてみた。猫になりてえなぁ。

心地よい空間の重視

猫は居心地の良い場所を見つける天才。冷蔵庫の上やあたたかい窓辺など、自分が快適に過ごせる空間を本能的に選ぶ。我が家の猫たちは「え?そんなところで?」といった自分の推しのスポットがあるらしい。

心地よい空間の重視

白猫はリビングの水槽の上。

「こんな狭いところで?」と思うなかれ、このポジションはエアコンがバッチバチに当たるし…美味しい水はあるし(飲み水はなぜか水槽の水を好みます)…水のせせらぎのBGMは癒されるし。

一日のうち数回、ここで気持ち良さそうに目を閉じているのを目撃する。

いつも尻尾はべっちゃべちゃに浸かっているが。

白猫はリビングの水槽の上。

ちなみに、黒猫はいつも朝食事時にダイニングテーブルのそばにいる。
朝にしか家族全員が揃わないからか、家族の会話を聞いている様子。献立に魚がある日はさらに上機嫌だ。

ちなみに、黒猫はいつも朝食事時にダイニングテーブルのそばにいる。 朝にしか家族全員が揃わないからか、家族の会話を聞いている様子。献立に魚がある日はさらに上機嫌だ。

ミニマリストも、不要なものを排除し、落ち着ける空間づくりを重視する。両者とも「自分の心地よさ」を最優先に考えている。

さらに、ミニマリストは物理的な空間だけでなく、デジタル環境や人間関係においても「居心地の良さ」を求める。

猫のように、自分にとって心地よい場所を選び抜く力は、現代の人間社会でも必要なのではないだろうか。

左右されないマイペースさ

猫は気ままで、無理に群れたり大勢で行動することを好まない。

自分のペースでのんびり過ごす生き物だ。
ミニマリストも、社会の流行や他人の価値観に左右されず、自分のペースを大切にしているという共通点がある。

しかし、情報が多く、移り変わりも多い世の中で自分を保つのは工夫が必要。

例えば、SNSを控えたり付き合う人を選んで距離をとるなど、課題も多い。
猫にはSNSも情報もないのだから、誰にも影響されないマイペースさはピカイチだ。

左右されないマイペースさ

私が猫に学びたいのは、周囲の雑音に惑わされず、自分の時間に全集中する姿勢。

たとえば、何かを失敗して落ち込んでいるとき、猫はそっとそばに来てくれるけれど、慰めるわけでもなく「なんで落ちこんでるん?」という顔で筆者を見てくる。

そんな猫の姿に気づくと、自分の悩みがミジンコみたいに小さく思えてくる。

「足る」を知っている

猫は豪華なおもちゃよりも、ただの紐や紙袋で十分遊ぶ。自分に必要なものを知り、それ以上を求めない。
最近まで猫のおもちゃを毎月買っていたのだが、今は買うのをやめた。

「足る」を知っている

お店でもらえる紙袋の持ち手の紐を与えると、おもちゃと同じテンションで遊んでくれることに気づいたからだ。段ボール箱を与えても半日は入って遊んでいるし、包装のリボンでも戯れて永遠に遊んでいる。

さらに、「足る」を知る生活を送ると、余計なものを手に入れるための労力や時間を節約できる。これが結果的に、心の余裕や幸福感につながることを知っている。

自由と自己管理のバランス

猫は自分の時間を自由に使い、食べる・遊ぶ・寝るを自己管理している(人が手伝う部分もあるが)。
ミニマリストも、自分の持ち物や時間の使い方をきっちりと管理し、自由を大切にする。

自由には自己管理が必要不可欠だ。たとえば、私が猫に学んだのは「優先順位の決め方」だ。

今年の夏頃にブログにコラムに記事執筆と、仕事が詰まったことがあった。目の下にはクマを作り、目は虚で、無意識なのに薄ら笑いが止まらなかった。控えめにいって怖すぎるその姿に、家族は大いに心配した。

自由と自己管理のバランス

そんなストレスフルな日々が続いていたのだが、隣で熟睡する猫を見てふと思った。「そんなに根を詰めてまでやることだろうか」と。すぐに完璧を諦めて数日ドカっと休みを取った。

仕切り直すと、アラびっくり。その休息が生産性を上げることに繋がったのだ。猫に効率とバランスを学んだ夏だった。

シンプルなライフスタイルを好む

猫は、特別に豪華なイベントがなくても満足して生きられる生き物だ。お気に入りの段ボール箱や日向ぼっこスポットさえあれば、衣食住を幸せそうにする。あ、衣はないか。寝食遊と言ってもいいかも。

旅行もなく、毎日違う人に会うでもなく、毎日を淡々と暮らすことが彼らの幸せなのだ。

ミニマリストである筆者もシンプルな衣食住をしたいと考えている。好きな家族とお気に入りのライフワークがあれば、特別に豪華なイベントが続かなくても、珍しいご馳走が日替わりで食べられることも、変化の多い人生も望まない。

若いときは変化やスリルを好んだが、年々猫のような暮らしを好むようになってきた。ん?ミニマリスト云々ではなく年齢なのかもしれない。

若いときは変化やスリルを好んだが、年々猫のような暮らしを好むようになってきた。ん?ミニマリスト云々ではなく年齢なのかもしれない。

猫とミニマリストは、どちらも「シンプルさの中に豊かさを見出す」生き方を象徴していると言える。猫の生き方から、ミニマリズムのヒントを学べるかもしれない。


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