猫は祖先が砂漠のような乾燥地帯で生きていたことから飲水量が少なく、濃度が濃いおしっこを出すので、腎臓に負担がかかりやすいと言われています。
だからこそ、大事になるのが、飲水量を増やすこと。そのためには、猫が好みやすいウォーターボウルを用意することが大切です。
今回は、「303CATLAB(サンマルサンキャットラボ)」さん(@303Catlab)に提供いただいた、ウォーターボウルを徹底レビュー。いつも通り、「忖度なくレポートしていいよ」との許可を貰ったので、実際に使用して良かった点や改善希望点などを正直にお伝えします。
お皿と土台が取り外せる“ウォーターボウル”だと…!?
「303CATLAB(サンマルサンキャットラボ)」さんのウォーターボウルを受け取って、まず驚いたのは器と土台が取り外せることでした。

フードボウルと同じで、高さのあるウォーターボウルって角度的に愛猫が水を飲みやすくなるけれど、マンチカンなど短足の子にとってはちょっぴり高い商品もある。
でも、こんな風に器を取り外せるなら、うちの子に合わせた猫用テーブルを用意して、ちょうどいい高さに設定しやすい。「高さがあるウォーターボウルを買ったけど、うちの子には使いづらそう…」という失敗が起きにくい商品です。
“土台と器が取り外せる”と聞くと、「安定性は大丈夫なんだろうか…」と不安になる方もいますよね。実際、私もそのひとりで「グラつくんじゃないか…」と心配していました。

しかし、実際に器と台座をはめ込んでみると、驚くほどの安定感…!我が家では愛猫が飲んでいる時でもグラつく感じなどはありませんでした。
ここまで読んでくれた方の中には、きっと「そもそもなぜ、器と土台が取り外せる仕様になっているんだろう?」と疑問を抱いた人もいるはず。その謎を解くヒントは、土台に描かれている数字にあります。

実はこの数字、愛猫の水分チェックをする上で、とても役立つものなんです。例えば、朝の9時に水をあげたなら、土台に描かれた「9」を正面にして器を設置。そうすれば、数時間後、ウォーターボウル内に記されているメモリを見て、何時間でどれだけの水を愛猫が飲んでくれたのかが分かるというユニークな仕組みなんです。
内側のメモリは2ヶ所に設置されており、15ml~40mlの部分は25ml単位。より細かく飲水量をチェックできるようになっています。

なお、商品購入時には愛猫の飲水量を記録・管理できる「研究報告書」もついてきます。

研究報告書には水を入れた時間や飲水量を確認した時間、飲んだ量、ごはんの量、トイレ回数が記録できるので、何かあった時、獣医師に情報共有しやすくなります。
「ヒゲが器に当たる…」という猫のストレスを解消!
陶器製の器はプラスチック製とは違い、掃除をした時などについた傷から雑菌が入りにくいというメリットがあります。ただ、一方で持った時に「重い…」と感じ、手入れが億劫になってしまうことも…。
でも、本品は安定性があるのに本体自体が軽く、水を入れても重くないため、とても手入れがしやすかったです。水替えは毎日行うものだから、手入れのしやすさって大事です。

また、器が大きめなので、顔が大きな猫さんや中毛・長毛の猫さんでもヒゲが当たりにくく、好まれやすいだろうなと感じました。試しに、猫壱さんのウォーターボウルと比較すると、こんなサイズ感です。

繊細な猫さんの中には、ヒゲが器に当たることにストレスを感じて飲水量が減ってしまうから、この点を重視するのはとても大事です。
なお、気になるお値段は1個6,050円とやや高め。ですが、単に国産であるのではなく、400年以上の歴史を持つ“波佐見焼”(※長崎県の波佐見町で作られている陶磁器)というこだわり。
波佐見焼は他の焼き物に比べて、丈夫で扱いやすいと言われているので、長い目で見ればコスパが良い商品と言えそうです。
実際に使用して感じた“商品の良さ”と“改善希望点”は?
我が家の愛猫コタロウとレオンは、真逆な性格。レオンは新しいもの好きなので、本品を開封した瞬間から興味を示し、水を入れると、いつも通りペロペロと飲んでくれました。

対して、コタロウは慎重派。警戒心がやや強いので、新しいものに慣れるのに時間がかかるタイプです。
そこで、我が家ではコタロウが見慣れないウォーターボウルに警戒して飲水量が減らないよう、初めのうちは土台を外して、普段から使っている猫用テーブルに器のみを乗せ、慣れてもらうことにしました。

最初の頃、コタロウは警戒し、なかなか本品から水を飲んでくれず。近づいてはクンクンとにおいを嗅ぎ、なにかを考えるかのように少し硬直した後、隣に設置している“いつもの器から水を飲んでいました。
ところが、4日ほど経った頃から急にウォーターボウルを使うように。そして、一度使ってみて使用感が気に入ったのか、それ以降は本品から水を飲む日が増えました。

警戒心が強く、近寄ると水を飲むのを止めてしまうので飲んでいる写真の撮影は難しかった…。でも、こんな風に、愛猫にストレスを与えにくい形で新しい器に慣れさせていけるのは、土台と器が取り外せる仕様だからこそだなあ…とありがたく思いました。
ちなみに、本来の使い方とは違いますが、冬は乾燥やエアコンの使用でウォーターボウルに入れた水が自然に減ってしまうこともあるので、我が家の場合は土台に書かれた数字が水を補充するタイミングの把握にも役立ちました。

「この時間に水を入れると、〇時にはこのくらいに減っちゃうな…」と知れたので、今までそれほど意識していなかった乾燥なども踏まえ、水替えができるように。「気づいたら水がない…!」という事態が起きなくなり、ありがたかったです。
ひとつだけ欲を言えば、土台に滑り止めがついていると、より安心できるかなと思いました。猫さんの中にはイタズラ心が疼いて、器をチョイチョイと触る子もいるからです。

そういう子の場合は滑り止めシートの上に本品を設置するのもアリですが、土台にはめ込める専用の滑り止めが企業側から販売されたら嬉しいなと感じました。
ただ、個人的には本品のユニークな仕様に大満足。愛猫の個性や性格を気にせず、導入しやすいウォーターボウルだと思います。
なお、「303CATLAB(サンマルサンキャットラボ)」さんでは、本品のユニークな仕様を活かしたフードボウルも販売中。器に描かれている数字を参考にしてフードを入れ、何時間で愛猫がどれだけの量を食べるのか把握できるので、ダイエットしたい猫さんにもおすすめです。

猫のダイエットは適正量のフードを複数回に分けてあげ、満腹中枢を満たす方法が効果的とされており、絶食は危険。こうした器を導入すると、食事管理がしやすくなり、飼い主さんが感じる負担も和らぐと思います。
食事管理を意識することって、愛猫の食欲の変化に気づきやすくなる=健康管理に繋がる。「ちょうど、猫用品の買い替えを検討してた!」という方は、「303CATLAB(サンマルサンキャットラボ)」さんのホームページから詳しい商品概要などをチェックしてみてください。






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