多頭飼いミニマリストの猫もミニマリストなのか【おもちゃはこれ一択】

多頭飼いミニマリストの猫もミニマリストなのか【おもちゃはこれ一択】

初めましての方も初めましてじゃない方もこんにちは。猫狂でミニマリストの阪口ゆうこです。

猫と暮らし始めて3年が経過しました。短いようで長い、長いようで短い。いや、激烈に短かった。

健やかなる時も病める時も、猫は私を気にせず暴れ、ごはんを欲し、遊べと強要し、猫との暮らしは1日1日が濃くて充実しています。

今日はミニマリストである私と、自由奔放な猫との暮らしで見つけた究極の一品について語りたいと思います。

ミニマリストって知ってますか

ミニマリストとは、所有するものを最小限に抑え、シンプルで必要なことだけでの生活を好む人々のことを指します。自分に必要なものを熟知しており、不要なものを極力所有しません。

ミニマリストって知ってますか

で、私がそのミニマリストってやつなのです。

できるだけ無駄なものを排除して、シンプルで自由に生きたいと願う傾向があります。

実際に洋服も靴も、好きなものを数着持つだけですし、アクセサリーだって、毎日身につけている究極に気に入ったものしか持っていません。

自分に最高と感じる「コレ!」を見つけてそれ以外は持ちたくないのです。

「コレ!」を探す日々

そんなミニマリストの私は、これまでたくさんのグッズを猫たちに与えて反応を見てきました。ペット用ブランケットに、猫用のクッション、猫用のフードボウル、でも、どれも「コレ!」と感じる熱量のものはありませんでした。

「コレ!」を探す日々

「なければないで大丈夫」といったテンションで、お猫様たちは非常にクール。

彼らは今現在あるものを使って自分で快適に暮らす工夫をするのです。その姿はまさにミニマリスト。

中でもおもちゃは困難

上記で数々のアイテムを試したと申しましたが、その中でも「おもちゃ」に関しては、好き嫌いの差が凄まじく、要不要の判断もつきやすかったです。

色とりどりの羽が先っぽについた棒のおもちゃや、猫が触るたびに音が鳴る中に鈴が入ったプラスチックのボール、自動で床を疾走する充電式のネズミのぬいぐるみ、「蹴る」に特化した「けりぐるみ」・・。でも、与える側のこちらが「コレ!」というおもちゃは、なかなか見つけられませんでした。

しかしついに

そんな風にお猫様に貢ぎ散らかしていた中、その出会いは突然やってきました。「安いから」と、何気なくレジ前で手に取ったこのおもちゃがすごかったのです。

そんな風にお猫様に貢ぎ散らかしていた中、その出会いは突然やってきました。「安いから」と、何気なくレジ前で手に取ったこのおもちゃがすごかったのです。

ドギーマンハヤシの猫ブランド「キャティーマン」が販売しているおもちゃで、うちの近所のホームセンターでは250円あればお釣りがくるオーソドックスな猫じゃらし。

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「頑丈」という言葉は、正直当てはまりません。手に持ってみればむしろ「すぐ壊れそう」という感覚が脳内を支配します。

茎の部分は指先で簡単にポキッと折れそうなくらい細いし、毛の部分は引っ張ったら引っこ抜けるかも。

でも、それがいいのかもしれません。

これは想像の世界ではありますが、この弱さこそ破壊王の猫が燃えるポイントなのかもしれない。

買い物から帰宅した私が手に持っていることに気付いた猫たちは、キャットタワーや冷蔵庫上からおりてきます。冷蔵庫に野菜をおさめたり、洗面所の棚に洗剤を片付けている間に、ひとりでもおもちゃを噛んだり引っ掻いたりし始めるくらいの熱狂ぶり。

買い物から帰宅した私が手に持っていることに気付いた猫たちは、キャットタワーや冷蔵庫上からおりてきます。冷蔵庫に野菜をおさめたり、洗面所の棚に洗剤を片付けている間に、ひとりでもおもちゃを噛んだり引っ掻いたりし始めるくらいの熱狂ぶり。

私が手に持つと黒猫は豹変。

私が手に持つと黒猫は豹変。

ひと振りすれば白猫が舞う。

ひと振りすれば白猫が舞う。

持って走れば両猫も走る。

そして、彼らは私たち人間が寝ている深夜もこのおもちゃに対しての熱量が半端なかったらしくて。

そして、彼らは私たち人間が寝ている深夜もこのおもちゃに対しての熱量が半端なかったらしくて。

いや、まだ2日目!と、ツッコミと悲しみが止まらないこの無惨な姿。

ふたりに夜通しカミカミされたおもちゃは、たっぷりと水分を帯び、ちぢれ、モチーフである猫じゃらしの最大の特徴である「フワフワ」を徹底的につぶし、全身全霊で人間が触れたくないレベルに仕上げます。

我が家は0がつく日をトイレの猫砂チェンジの日としており、このタイミングで新しいおもちゃもおろします。この遊びっぷりを見ていただければお分かりでしょう。一週間もちません。

キャティーマンという言葉は一般的な言葉として使われる事は少ないようですが、猫の飼い主と猫の性格や外観が似てくる現象を指す言葉なのだとか。

決まっているとものすごく楽

我が家のお猫様たちは、このおもちゃにいわゆる「どハマり」していて、これがあれば機嫌がいいという感じ。他のおもちゃは綺麗さっぱり見向きもしなくなってしまいました。

キッチンでごはんの準備をしていたり、リビングでPCを触っていたりすると、このおもちゃを口に咥えて寄ってきて、私の足元でおもちゃを放し「遊んでくれ」と足先にぐいぐいと押しつけてきます。

いや、彼らからしたら「遊んでやろうか」の姿勢なのかもしれません。前回のコラムでも書きましたが、彼らの仕事は人間の仕事を邪魔することなので・・。

しかし、この姿がとんでもなく可愛くて、ごはんの準備を一旦止めたり、PCを触る時間も猫時間にしてしまうこともしばしば。

ひとつ「コレ」というおもちゃが決まっていると、猫との生活はとても楽しく楽ちんです。もしよければ、みなさまもお試しくださいね。


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