【まじかよ】“顎下ナデナデ”が気持ちよくない猫っているんだね…

【まじかよ】“顎下ナデナデ”が気持ちよくない猫っているんだね…

顎の下を撫でると、気持ちよさそうな顔を浮かべるおキャット様の映像や写真はたくさん目に入ってくるもの。しかし、中には顎下ナデナデにうっとりしてくれない子も…。私は愛猫と出会って、初めて顎下ナデナデで「無」になる子がいることを知りました。

奥義の「顎下ナデナデ」が効かない猫がいることにビックリ!

実家の猫もそうだったし、猫はみんな顎の下を撫でられるのが好きなんだろうな。顎下の触り方さえマスターしていたら、猫をキュンキュンさせることって結構簡単じゃね?…お恥ずかしいことに若かりし頃の私は、こんな舐めた考えを持っていました。

きっと、猫の神様はそんな舐めた態度の私に喝を入れたいと思ったのでしょうね。我が家にやってきた愛猫3匹のうち2匹は、顎下ナデナデにとろけてくれない派でした。

顎下ナデナデにうっとりしない猫っているんやな…と、初めて驚いたのは我が家で一番の古株である「ジジ」を迎えた時のこと。

このかわいい生き物となるはやで仲良くなって、ラブラブしたい。そう思った私は、奥義だと信じていた“顎下ナデナデ”をジジにしてみたのです。

これで距離は一気に縮まるはず。この下僕は魅惑のハンドを持ってるのね!と思ってくれるだろうな。そう思って、ドヤ顔でナデナデしたのに、ジジの反応は真逆。「あの、ちょっと手、邪魔なんですけど」みたいな顔で、不満げに私を見つめてきたのです。

これで距離は一気に縮まるはず。この下僕は魅惑のハンドを持ってるのね!と思ってくれるだろうな。そう思って、ドヤ顔でナデナデしたのに、ジジの反応は真逆。「あの、ちょっと手、邪魔なんですけど」みたいな顔で、不満げに私を見つめてきたのです。

…え?これ、私が持ってる奥義なんですけど…?お気に召さない…?ホント??さ、触るところがちょっとずれていたのかな。それとも興奮のあまり、手汗が酷かったのかな…!?

色んな言い訳を思い浮かべて、手を洗った後、私は再び奥義を繰り出しました。しかし、やはり、ジジは不満げ。うっとりするどころか、「2回も変なところを触るなんて、覚悟はできてるんだろうな…?」と言わんばかりの睨みをきかせてきました。

色んな言い訳を思い浮かべて、手を洗った後、私は再び奥義を繰り出しました。しかし、やはり、ジジは不満げ。うっとりするどころか、「2回も変なところを触るなんて、覚悟はできてるんだろうな…?」と言わんばかりの睨みをきかせてきました。

猫の中には、顎の下を触られるのが嫌な子っているんだ…!ジジの反応で、その事実を初めて知った私は、猫という生き物の奥深さを痛感しました。

ちなみにジジが好きなのは、お腹ナデナデ。「猫はお腹が弱点だから、触ったら噛まれるぞ!」という常識にとらわれていた私はこの発見をした時、驚き、食べていたラーメンが口から出ました。

ちなみにジジが好きなのは、お腹ナデナデ。「猫はお腹が弱点だから、触ったら噛まれるぞ!」という常識にとらわれていた私はこの発見をした時、驚き、食べていたラーメンが口から出ました。

愛猫が喜ぶナデナデポイントを見つけることは、きっと下僕に与えられる最初の難関なのです。

私の顎下ナデナデだけが響かない悔しさ

我が家には、顎下ナデナデで「無」になる子もいます。それは、茶トラのレオン。

私の顎下ナデナデだけが響かない悔しさ

レオンは、最後に家族の仲間入りを果たした末っ子猫。ジジからのスパルタ教育によって、顎下ナデナデが通用しない子がいることを学んだ私はお迎え当初、レオンの顎を撫でた時、うっとりする顔を見て、「おお!この子は顎下ナデナデが効くぞ!」と、キッチンで喜びの舞をしました。

ところが、私がパートナーと一緒に住み始めてからレオンの反応に変化が…。きっと、壊れ物を扱うかのように、それはそれは丁寧に猫に触るパートナーの撫で方がレオンの心に刺さったのでしょう。

いつしか、レオンはパートナーの顎下ナデナデにはうっとりするのに、私が撫でると「スン」とするようになりました。

いつしか、レオンはパートナーの顎下ナデナデにはうっとりするのに、私が撫でると「スン」とするようになりました。

これは、いかん。第一下僕のメンツが立たんやないかい。そう思って、パートナーに「ねえ、顎下撫でる時って、どんな力で撫でてる?…いや!興味が湧いてさ!ほら力加減には個人差があるじゃん?」みたいなバレバレの言い訳をして、遠回しに撫で方を盗もうとしたこともあります。

でも、パートナーと同じように撫でてみても、レオンはなぜかいつも私の時だけ「無」。そして、パートナーの入浴後には「おい!溺れてなかったか?大丈夫か!?」と言うかのように、足早に洗面所へ駆けていくのに、私の時には来てくれなくなりました。とても悲しい…。

でも、パートナーと同じように撫でてみても、レオンはなぜかいつも私の時だけ「無」。そして、パートナーの入浴後には「おい!溺れてなかったか?大丈夫か!?」と言うかのように、足早に洗面所へ駆けていくのに、私の時には来てくれなくなりました。とても悲しい…。

すっかりレオンの心を持っていかれたような気がして悔しい私は、スキンシップの取り方を研究する日々です。

“顎下ナデナデ”を唯一受け入れてくれるキジトラにキュン

そんな傷心の私を慰めてくれるのが、キジトラのコタロウ。警戒心が強いコタロウは、私しかダメな甘えん坊。猫飼いにとっては、一番たまらん性格です。

“顎下ナデナデ”を唯一受け入れてくれるキジトラにキュン

今でこそ、パートナーには少しずつ心を開いてきましたが、出会った当初は触ろうとすると手に噛みつくなど、ワイルドな姿を見せてくれました。

コタロウは唯一、私の顎下ナデナデでうっとりしてくれる子。だから、一緒にいると私の自己肯定感が高まります。ホントありがとうな、コタ。

コタロウは唯一、私の顎下ナデナデでうっとりしてくれる子。だから、一緒にいると私の自己肯定感が高まります。ホントありがとうな、コタ。

他のふたりが少し猫っぽくないからか、顎を触ると顔を少し上に向けて目を細めるコタロウを見ると、「わあ~猫だなあ!」とつい、言ってしまうことも。(その後、他ふたりから睨まれます)

ただ、コタロウは鳴き声が独特。「君は私にとって、希望の星だよ」と声をかける私にコタロウはいつも、「ワン!ワン!」や「ニパー」と猫らしからぬお返事。その鳴き声を耳にすると、この子も猫なのか怪しいなあ…と思うのです。(お腹にチャックもあるしね)

ただ、コタロウは鳴き声が独特。「君は私にとって、希望の星だよ」と声をかける私にコタロウはいつも、「ワン!ワン!」や「ニパー」と猫らしからぬお返事。その鳴き声を耳にすると、この子も猫なのか怪しいなあ…と思うのです。(お腹にチャックもあるしね)

猫との暮らしでは、予期せぬ発見がたくさん。おキャット様がもっと笑顔になってくれるように、触られて嬉しい「うっとりポイント」の解明に励みたいと思います!


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