鼻腔いっぱいに猫の香りを吸い込み、体に“愛猫フレグランス”を染みわたらせる「猫吸い」は、中毒性のあるスキンシップ法。猫バカの私も日々、「猫吸い」を楽しんでいますが、一緒に暮らす中で、他にもオリジナルの“濃密スキンシップ”を模索してきました。
今回は、日常の中で私がしている“猫バカなスキンシップ法”を一挙紹介。「猫バカすぎる変態だなあ…」と、冷ややかな目で笑ってやってください。
スキンシップ① おでこゴッツンコで言葉のいらない会話をする
猫にとってスリスリや頭突きは、愛・し・て・るのサイン。こんなにかわいく気持ちを伝えてくれる愛猫たちに、私のでっかい猫愛も伝えたい!そう思った私はある日、あまりにも猫バカなひらめきを得ました。
そうだ。猫の感情表現を真似て、同じようにスリスリや頭突きをすれば「私も愛してるんやで」ってことが伝えられるかもしれん。
そこで私は愛猫からスリスリされたり、頭突きをされたりした時には同じ行動を返し始めました。すると、愛猫たちは嬉しく思ってくれたのか、再度スリスリや頭突きをしてくれ、時にはラブラブモードに突入することも!
「ラブラブモード」は乙女ゲームで例えるなら、狙っていた相手からの好意がMAXになった時のような状態。とにかく、イチャイチャできるご褒美タイムです。
私からのお返しスキンシップを特に喜んでくれたのは、茶トラ猫のレオン。忙しくてお返しができないと、顔の前に来て「え?今日お返しないんですか?」みたいな表情をし、何度もスリスリするようになりました。
軽い気持ちでやり始めましたが、猫目線に立ったスキンシップは意外と猫心に響くのかもしれません。
スキンシップ② 入浴中に全裸で抱きしめる
入浴中に猫からの監視を受けることって、よくありますよね。我が家ではレオン(毎日)とサビ猫のジジ(時々)が、入浴中に「開けて」と浴室のドア前にやってきます。
お風呂場で「こんなところに入るなんて…」と驚かれてる。 pic.twitter.com/hhHZU4l3lu
— ゆあ | ライター🖊 (@yunc24291) September 3, 2022
私にとって、この瞬間はスキンシップの大チャンスです。だって、人間って基本的に服を着て生活しているので、普段は愛猫とどれほど接近しても布1枚の壁があるじゃないですか。でも、お風呂は違います。布の壁に邪魔されることなく、愛猫と密着できる唯一のチャンスタイムなんです!!
私は湯船に一度浸かってから、浴室の蓋上でくつろぐ愛猫を全裸で抱きしめる時間が大好き。(ただの変態)自分の体に愛猫の抜け毛がくっつくと、なんだか自分が猫人間になれたような気がして嬉しくなるんですよね。
ただ、レオンやジジは冷ややかな目をして、私からの全裸ハグをやりすごしています。
スキンシップ③ ほっぺにキスをする
愛猫に向ける感情って、どこか恋心に似ています。私は猫と暮らし始めた時、ふとくつろぐ姿を見て、「守りたい存在やなあ~。愛しい!食べちゃいたいくらいかわいい!」と感じ、大好きな人を想う恋人の気持ちが、ようやく分かったような気がしました。
それほど激重な愛をどうにか愛猫に伝えたくて、ある日、キジトラ猫コタロウの頬に優しくキスをしてみることに。すると、コタロウは粋な返しをしてくれました!なんと、「お返しだぜ」と言うかのように私の顔を手で引き寄せ、鼻や頬をペロペロ。
まるで彼氏のような行動に私は驚き、興奮し、気づけば「ありがとうございます!!」と土下座をしながらお礼を言っていました。(おやつも、まんまと献上した)
私が首に手を回す時だけ、ほっぺをクイッとする、うちのネッコ賢すぎるし、彼氏感ハンパない。
— ゆあ | ライター🖊 (@yunc24291) January 19, 2024
(※すっぴんごめんね🙏) pic.twitter.com/Y5YJJwfar9
その日以降、コタロウとはほっぺにキスをし合う仲です。機嫌が悪い時は頬を噛まれることもありますが、そんな時は「今日、私はアンパンマン。コタロウに顔をわけわけするんや」と受け入れています。
ちなみに、レオンも頬にキスをするとコタロウと同じ反応を返してくれますが、ジジだけは別。ジジは頬にキスをされると、目を丸くして部屋の中を走り回ります。なぜなのか…。
嫌がられてるんじゃなくて、ジジはきっとシャイなだけ…。そう自分に言い聞かせ、後日再びキスをする私の行動を、ジジはどう感じているのか聞いてみたいところです。
スキンシップ④ お腹に顔面をうずめる
猫のふわふわした被毛って、つい顔を埋めたくなる魅力がありませんか。私は猫吸いの延長で、よく横になっている愛猫のお腹に顔を埋めて“猫まみれ状態”を堪能します。
猫にとって、お腹は最大の弱点。ですが、我が家の猫たちは、みなお腹を触られるのが平気。コタロウは唯一、臨戦態勢になりますが、手の匂いを嗅ぎ、触っているヤツが私だと悟ると「お前か。なら、特別にええぞ!」と許可してくれます。
昔から、ふわふわ・モフモフしたものに顔をうずめるのが好きな私にとって猫のお腹は、最高の癒し。疲れた時ほど、顔をうずめたくなります。
「なんでこんなにいいにおいがするの!」とか「今日も最高にモフだね!」とか大声で褒めながら愛猫のお腹に顔をうずめるアラサー女の姿は、客観的に見れば狂気でしかない。だから、愛猫たちも呆れた顔をしながら私の顔を眺めているんでしょうね。
スキンシップ⑤ 猫のうんちに話しかける
うちの子への愛が募りすぎると、愛猫の体から出たものにも愛着が湧いてしまうのは私だけでしょうか。例えば、猫トイレにちゃんと収められた健康的なうんちも愛おしい。
起床後に猫のトイレ掃除をする時、私は「健康的なミルクチョコレート♪」と歌ったり、「今日も元気そうだね!いい硬さやしな!」と、つい話しかけたりしてしまいます。(お食事中の方、すみません)
この痛い行動は、20代の頃からやっています。きっかけは、保護団体から譲ってもらった茶トラの子猫を亡くしたこと。
ライターになろうと思わせてくれた初代レオが亡くなって、今年で4年目。命日。
— ゆあ | ライター🖊 (@yunc24291) October 4, 2018
あの頃はペットサイトにも信用出来る情報が少なかったけど、今は少しずつ変わってきてるよ。
2ヶ月の命だったけど、永遠に大好き。永遠に家族。
生まれてきて、出逢ってくれてありがとう。
もっと頑張るから、見ててね。 pic.twitter.com/ySKHChJUKr
その茶トラの子猫はある日突然、白いうんちをしました。すぐに動物病院へ行きましたが、命を救うことはできず。
当時の私は猫に関する知識が乏しかったため、冷たくなった体を撫でながら「守れなくてごめん。もっとちゃんとした飼い主になる」と泣きながら誓いました。
ライターになろうと思わせてくれた初代レオが亡くなって、今年で4年目。命日。
— ゆあ | ライター🖊 (@yunc24291) October 4, 2018
あの頃はペットサイトにも信用出来る情報が少なかったけど、今は少しずつ変わってきてるよ。
2ヶ月の命だったけど、永遠に大好き。永遠に家族。
生まれてきて、出逢ってくれてありがとう。
もっと頑張るから、見ててね。 pic.twitter.com/ySKHChJUKr
そうした経験をしたから、健康状態がいい証であるミルクチョコレート色のほどよい硬さの猫うんちを見ると、とても嬉しくなります。ああ、今日も元気に生きていてくれる。昨日の健康状態も良かったんだなと思って。
ただ、愛猫たちは私をただの“うんちマニア”だと思っているようです。猫トイレでうんちに話しかける私を見ると、いつも決まって「そんなに好きなら、もっと見せようか?」と言うかのように、順番にトイレへ行き、排便。
そうじゃないんだけどなあ…とは思うものの、愛猫たちのさりげない気配りにクスっとし、長生きしてなと思うのです。
「うちの子は、こうすれば喜んでくれる」と気づき、編み出したオリジナルのスキンシップ法が各家庭にはあるもの。みなさんがしている、「うちの子の愛で方」も教えてください。変態なスキンシップ法、大歓迎です!
愛猫の反応を見ながら、飼い主は「うちの子」とより距離を縮められるスキンシップ法を生み出していくもの。私も、オリジナルの“濃密スキンシップ”を多数編み出してきました。
今回は、日常の中で私がしている“猫バカなスキンシップ法”を一挙紹介。「頬にキス」や「全裸で抱きしめる」など、独特なスキンシップ法を笑ってやってください。
>「うちの子は、こうすれば喜んでくれる」と気づき…
↑文章の流れから、ニャンずがゆあさんに「うちの子はうんち見せれば喜ぶ」みたいにも取れますね!笑
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