猫用の爪とぎは、猫飼いにとっての必需品。壁や家具を守れるだけでなく、かわいくてワイルドなおキャットの姿を堪能できる優秀アイテムにもなります。
でも、我が家では“愛猫のおしっこ問題”から段ボール製の爪とぎが置けなくなり、苦肉の策を取っています。いい解決法がある人、アドバイスください。(切実)
段ボール製の爪とぎでおしっこするのって気持ちええやん
我が家には、最強にかわいくて美しい3匹の愛猫がいます。愛猫たちと暮らし始めた当初は、段ボール製の爪とぎを普通に使えていました。

いまの猫用爪とぎって、かわいいデザインが多いから選ぶのが楽しい。研ぎクズが出にくかったり、複数で使えたりする段ボール製の爪とぎって、やや値段が高めなことも多いけれど、「選ぶ楽しみ+使っていただける楽しみ=実質0円」と思っていました。
でも、ある日突然、愛猫のコタロウの行動に変化が。なぜか、段ボール製の爪とぎにおしっこをするようになりました。もしかして下部尿路系の病気!?早期発見が大事や!!そう思い、動物病院で検査をしたものの、異常はナシ。

よかったよ~!とホっとしたものの、「それなら、ストレスかもな…」と反省。遊びの時間を増やし、同居猫レオンが後ろから突然、お尻を触りそうになった時には「はい!セクハラです!逮捕します」とレオンをハグの刑に処すなど、できる限りの配慮をしました。
しかし、おしっこ問題は解決せず。普段は粗相なんてまったくしないのに、段ボール製の爪とぎを購入すると翌朝、段ボールの中に立派な「おしっこの地図」を描くようになりました。

段ボールに入って用を足すのが好きなら、小さい段ボール製の爪とぎを用意すればおしっこしないかも。そう考え、細長い長方形タイプの段ボール製爪とぎを購入するも、時すでに遅し。
すでにコタロウは「段ボール=おしっこしてもいい場所」と学んでいたよう。段ボールのにおいを嗅いだかと思ったら、次の瞬間、行儀よく座って勢いよく、おしっこ。新たに増えた爪とぎが即効で使い物にならなくなったことに、私と同居猫のジジは驚愕しました。

何度もにおいを嗅ぎ、「え…これ、なんかくちゃいんですけど…」と驚いた顔をするジジからその後、理不尽な猫パンチをされたこともいい思い出です。
うーん…。座っておしっこをするのが好きなら、立ち研ぎタイプの爪とぎなら長持ちさせられるかもしれない。懲りない私はそう思い、壁に段ボールの爪とぎを貼ったり、立ち研ぎタイプの爪とぎを購入or自作したりと自分なりに試行錯誤しました。

でも、その努力も虚しく、コタロウは器用にスプレータイプのおしっこを発射。段ボールの形や使い方をちゃんと理解しておしっこの仕方を変えられるなんて、うちの子、天才では…と驚きました。
シリコンや麻縄などの爪とぎに頼ってみたけど…
段ボール製がダメなら、それ以外の素材でできている爪とぎを頼ろう。そう思考を切り替え、シリコンタイプの爪とぎを購入したこともあります。
「これが噂の肉球見放題ボウルですよ」 pic.twitter.com/7xRkgfykNB
— ゆあ | ライター🖊 (@yunc24291) September 10, 2018
しかし、シリコンタイプは愛猫たちの心には刺さらなかったよう。材質がお気に召さなかったのか、愛猫たちは使ってくれませんでした。(ジジはおもちゃにし、じゃれていた)
そこで、次は麻縄タイプの爪とぎボウルや爪とぎポールを購入。麻縄タイプの爪とぎにはキャットタワーで慣れていたので、この材質なら使ってくれるだろうと期待していました。
「これが噂の肉球見放題ボウルですよ」 pic.twitter.com/7xRkgfykNB
— ゆあ | ライター🖊 (@yunc24291) September 10, 2018
ところが、愛猫たちの反応はまずまずといったところ。爪を研いではくれますが、心なしか「段ボール製のほうが研ぎやすかった」という抗議の声が聞こえてきそうな雰囲気に…。
その後も、爪とぎポールは役目を果たしてくれてはいますが、「今日は思いっきりバリバリしたい気分だぜ!」という時、愛猫たちは私の座椅子で爪とぎパーティーをするようになりました。

夫用の座椅子もあるのに、なぜか私の座椅子だけ「爪とぎ」と見なされているのは、「もっといい爪とぎを早く用意しろ。こいつが人質だ」と訴えているのかもしれません。
苦し紛れの解決法に辿り着いた
去勢前にスプレー行為を覚えると、去勢をしてもスプレー行為が見られる場合もある。そんな説を目にしたことがあったため、私は最初、コタロウのおしっこはスプレー行為かもしれないと思っていました。

けれど、コタロウの様子をじっくり観察していると、「シンプルに段ボールの中に入っておしっこをするのが好きなのでは…」と思うように。なぜなら、コタロウは壁などにはまったくおしっこをせず、折りたたまれた段ボールでも用を足さないからです。
いま、我が家では苦し紛れの対処法を取っている状態。爪とぎポールとキャットタワーを設置して2ヶ所で爪とぎができるようにし、折りたたんだ段ボールを用意して“バリバリパーティー”が開催できるようにしています。
クリスマスプレゼント、ようやく組み立てれた😭👏若干、2段目から3段目が登りづらそうな感じがあるけど、強度はばっちり。やっぱり六本足の土台に感動したキャットタワーだった。買ってよかった。これから、徐々に慣れてね。 pic.twitter.com/FKFP9BhkzF
— ゆあ | ライター🖊 (@yunc24291) December 28, 2022
ただ、もっといい方法があれば、ジャンジャン取り入れたい所存。もし、「うちの子もそうだけど、○○がいいよ」など対処法があれば教えてください。(※トイレ環境の見直しは定期的にしており、問題はなさそうです)
不可能だと分かっているけど、撥水加工されている段ボール製の爪とぎを頭のいい人に開発してほしいなあ…。
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