猫って、常に冷静でクールな生き物のように思えるじゃないですか。でも実は一緒に暮らしてみると、「そんな顔するんかよ!」って突っ込みたくなる瞬間がたくさんあるんです。
今回は、なんとか激写することができた“目を疑うベストショット”をたっぷりと紹介します。「かわいすぎだろ~」とか「あ~!動いちゃった!」とか言いながら撮影したんだなと笑ってやってください。
愛猫に「あっかんべえ」で煽られる
我が家の茶トラ猫レオンは、あっかんべえが得意。おやつの時に写真を撮ると、なぜか必ず人間顔負けな「あっかんべえ」を見せて飼い主を煽ってくれます。(写真撮ってないで、もっとおやつくれよ的な)

いつも思うんだけどさあ、君、舌長くない…?他の子と比べると、1.5倍くらいある気がするのは気のせいかな?…うーん、きっと気のせいじゃない。だって、おやつの「にゃんスプーン」食べる時、ひとりだけ舌でごっそり持っていくもんねえ。
時々、「逆あっかんべえ」になることもあるレオン。

その長い舌が、小さくてかわいいお口の中にどうやって収まっているのか解明したい気持ちでいっぱいです。
猫も気まずさを感じることが判明した瞬間
「猫も気まずいって思うんやな」という発見をくれたのは、サビ猫のジジ。見てください、この「み、みてませんよ!」って声が聞こえてきそうな目の反らし方。ジジさん、人間すぎやしませんか?
自分からお風呂を覗きに来たのに、気まずそうな顔をしてた時の一枚。#これでフォロワー増えました pic.twitter.com/R5brtryU7X
— ゆあ | ライター🖊 (@yunc24291) June 27, 2024
ジジは当時、私がお風呂に入る時、一緒に浴室へ行くのがマイブームでした。この日は早足(珍しく)で駆けてきて、一緒にお風呂場へ。
いつもは私がシャンプーをする前にお風呂場から出てしまうのですが、この日だけはずっと浴室の床でゴロゴロしていたので、「そろそろ髪を洗うよ~」と言い、目の前で立ち上がりました。
そしたら、全裸を見てしまった気まずさからか、ジジはこんな表情に。「見てはいけないものだった…」と気遣ってくれたのか、その後、お風呂場へはあまり遊びにこなくなりました。悲しいよ…。
「下僕、やっと沈んだか🙂」(INお風呂場) pic.twitter.com/buS7eASDwl
— ゆあ | ライター🖊 (@yunc24291) July 23, 2021
ジジがまたお風呂へ遊びに来てくれるよう、気まずくさせない全裸の見せ方を習得したいと思ってます。(意見募集中)
デレ顔と強気顔を使い分けるキジトラ猫
幸せだと感じている時は表情で気持ちを伝えてくれるのも、猫のかわいさ。キジトラのコタロウは私のことが大好きな子(自慢)なのでナデナデするだけで、こんな顔に。

何回見ても、この笑顔の破壊力はすごい。毎回「かわいい!」と叫び、「コータ、コータ!ターコちゃん♪」と勝手に作ったテーマソングを歌ってしまいます。
我が家の猫はたぬきっぽかったり、二足立ちをしたりするので「猫じゃない疑惑」が持ち上がるのですが、コタロウは一番猫らしい猫です。
みなさん1週間おつかれさまでした。至極のBL with下僕を見て、どうか癒されてください。 pic.twitter.com/Fdnp0nCQO6
— ゆあ | ライター🖊 (@yunc24291) August 2, 2019
普段はキリっとした顔をしているのに、私の前だけではバブちゃん。乙女ゲームに出てくるようなギャップに、まんまとやられているチョロい私です。
時には、「やんのか」と強気の姿勢とお腹のチャックを見せて威勢を張るも、根はビビリなコタロウ。

君のそういうところが好きなんだよ。ただ、「好きだよ」って伝えすぎると、うんざりした顔をされるけど。
「大好き」を連呼する飼い主を、めんどくさそうに眺める最愛の猫。 pic.twitter.com/rIfb8pj07k
— ゆあ | ライター🖊 (@yunc24291) October 15, 2024
こんな笑顔見たら怒れませんて…
目を離した隙にこっそり「ちゅーるパーティー」を開いていたり、おやつを強奪したりとおキャット様は時折、持ち前の賢さを見せてくれるものです。
そういう時って、飼い主は建前として心を鬼にして「ダメだよ」って注意しなきゃですよね。でも、こんな顔見せられたらさあ…ハイ、無理!!!怒れません!!!
「いえーい!こっそり持ち出したおやつ、おいしかったです!!」 pic.twitter.com/o3RZTy9IhJ
— ゆあ | ライター🖊 (@yunc24291) January 18, 2024
この日、ジジはレオンが巧妙に持ち出したおやつを上手にひとり占め。ゲームに夢中だった私はレオンの「うあーん!!」という悲しい叫びを聞いて、状況を把握しました。
レオンに「ダメだよ」って言った後、ジジにも言わなきゃと思い、「ジジ、おやつおいしかったですか?」とやや眉毛をキリっとさせて尋ねたところ、「にゃ~ん」と鳴いてこのお顔に。うああああああ!かわいすぎて怒れねえ!!
私はつられて笑いながら、ひとまずイタズラの光景を撮影しようと思って忍ばせていたスマホのカメラをジジに向けたのでした。
普段、滅多に鳴かないジジが珍しく鳴いて、「おいしいよ」と言った。そんなにも幸せを感じている彼女を怒る資格が、私という人間にあるのだろうか。そもそも私はおキャット様に「ダメだよ」と言えるほど、立派な人間なのだろうか…。

そう深く自問自答させるほどの威力が、この時の笑顔にはありました。
結局、満面の笑みに負けた私は怒れず…。「俺だけ怒られたぞ!」と不満を持ったレオンが足に噛みついてきたので、「すみませんでした」と謝り、機嫌を直してもらうため、みんなでおやつパーティーを開催することに。
このメンタルケアは大成功。レオンはその後、ニヒルな笑いを浮かべながらツーショット撮影に応じてくれました。やったね!

おやつとかおいしいものを奪った後は、とにかく笑ってごまかせ。そうすれば、飼い主は怒ることができないから。そんな教えが、ジジから同居猫たちに広まっていないことを願うばかりです。
笑ったり怒ったり、悲しんだり、ちょっと切なさを漂わせてみたりと猫の感情表現は意外と豊か。
これからも「なぜ、そんな顔を…」という瞬間に、たくさんニマニマしていきたいです。
この記事のご感想をお寄せください!(コメントを書く)