ただのヒモ以上におキャット様がワイワイしてくださるおもちゃなんてないことなんて分かってるのに、新しい猫用のおもちゃを見かけるたび、買いたくなってしまうのは猫飼いあるある。
今回は「自立してくれるなら楽じゃね?」と思って購入した、床にくっつく猫じゃらしの使い心地をレポート。愛猫たちの反応にクスっとしてやってください。
ひとり遊びできる“自立式の猫じゃらし”を購入
仕事と家事に追われていると、愛猫と遊ぶ時間ってなかなか確保できないこともあるものです。今はゆっくりしたいんやって時に「遊んでよ」とおねだりされても体力がついていかない日が、ここ最近増えてきました。
かといって、電動おもちゃは飽きてしまうので毎日使えず。なら、どうやっておキャット様に満足していただくか。そう悩んでいた時、目に留まったのは自立式の猫じゃらし。
吸盤を床にくっつけることで自立し、おキャット様が不規則な動きにじゃれるという画期的な作りです。
実は以前、似た作りの製品をSHEINで購入したことがありました。その時はおキャットがじゃれたところ、開封からわずか5分ほどで根元が折れてしまい、遊びは終了。
吸着が少し弱く感じたので、Amazonで販売している商品はもっとしっかりしているのかなと思い、購入してみることにしました。
自動おもちゃとコラボさせて「オリジナル猫じゃらし」が爆誕!
商品を開封時、おキャット様たちは目をキラキラさせ、ニャーニャ。「何を買ったの?」「遊べるやつなの?」「おやつの可能性もあるかも…」と思い思いの表情を浮かべていました。
みんなの期待を一身に背負った私は誇らしげに、おもちゃを床に設置。し・か・し、おキャット様たちの反応は予想外のもの。「なにこれ…」と遠巻きに観察し続けた後、少し触れて「つまんなあい」とフルシカト。
ついにはおもちゃから離れた窓辺で、日向ぼっこを楽しみ始めました。
どうにか、このおもちゃを無駄にしたくない。なんとか遊んでもらえる方法はないだろうか。そう考え、ドアにおもちゃをつけてみるも、大興奮…とはならず。
ワイヤーを少し曲げて触りやすい角度にしたところ、少しじゃれてくれるようになったものの、15分ほどで遊びは終了してしまいました。
他に遊んでいただける方法はないだろうかと必死に少ない脳みそをフル活用した結果、思い浮かんだのはレビューを見た時にクスっとさせられた遊び方。
ある投稿者さんが、猫用自動おもちゃ「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2」に自立型猫じゃらしをくっつけて遊んでいたのです。
よし。うちもこの方法でいくか。気持ちを新たにした私は引き出しの中に閉まってある「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2」を慎重に取り出し、自立型猫じゃらしを装着。スイッチを入れて、回転させました。
すると、猫たちの反応に変化が。ガサガサ鳴る猫じゃらしの音につられて、近くへ!
一番興味をそそられたのは、茶トラのレオン。動くようになったおもちゃに狩猟本能を刺激されたのか、ピョンピョン跳ねながらおもちゃを手に入れようと格闘!やったあ!努力が報われた!
そして、楽しそうに遊ぶレオンの様子が羨ましくなったのか、キジトラのコタロウもおもちゃに興味を示してくれるように。ペットサークルの裏から様子をうかがって飛び掛かるなど、THE猫な姿をたくさん見せてくれました。
ただ、本来の使い方じゃないから仕方ないんだけど、今回購入した自立型猫じゃらしも吸着が弱く、回転させていると次第に取れてきてしまうのがもどかしかった。
(※吸盤に被毛などがくっついて粘着力が弱まった時は、洗えば復活します)
また、床が木材だと上手く吸着しない感じもあったので、色んな材質にもくっついてくれる自立型おもちゃが登場したら嬉しいなとも思いました。
猫じゃらしの棒が気になる子も…
2匹の愛猫たちが大興奮する中、ひとりマイペースな姿を見せていたのが、サビ猫のジジ。ジジはなぜか羽がついている部分ではなく、猫じゃらしの棒に興味を持ったよう。なんとか噛めないかと近づいては、悪戦苦闘。
違う違う、そうじゃ、そうじゃ…の曲が頭の中で流れました。
やがて、ジジは「噛めないなら楽しくないわ」と思ったのか、夏のお気に入りスポットであるテレビ横に挟まり、ワイワイじゃれる弟猫たちを観察。どういう心境で高みの見物をしているのか気になるところです。
ひとしきり遊んだ後、レオンとコタロウは床にゴロンと寝そべり、休憩タイム。それを見たジジはなぜかおもちゃのそばへいき、ゴロン。「私も思いっきり遊んだんですよね。いやー、疲れたなあ」的なアピールを始めました。君は開始1分くらいしか遊んでないんよ。
こうして、思い思いの楽しみ方で自立型猫じゃらしでの遊びタイムは終了。残念ながら、大満足とはいかなかったけれど、人間動かさなくても猫じゃらし本体が動いてくれるのは、やっぱり便利でした。
よし、これで運動量を増やせるぞ。明日もまた、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン2」と自立型猫じゃらしを組み合わせて遊んでもらおっと!
…そう思って翌日を迎えたのですが、さすがはおキャット様。1日経ったら、「これ飽きたんすけど…」の抗議が…。
部屋には、クルクル回る猫じゃらしを冷めた目で見つめるおキャット様と、「ほら!!!昨日、楽しかったおもちゃだよ!じゃれてみよう!とりあえず1回だけパンチしてみたらどうですかね!?」と焦る私の姿がありました。
今回、勝手にがちレビューした商品はAmazonで「NBVNBV 猫じゃらし」と検索すると出てきます。もし気になる方がいたら、ぜひ楽しんでみてください。(※案件ではない)愛猫さんの運動量が増えますように。
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