猫が食いつきやすいおやつと言えば、いなばさんの「CIAOちゅ~る」を思い浮かべる方は多いはず。だから、今回はあえて「ちゅ~る」はナシという縛りを勝手に設けて、愛猫たちの食いつきがよかったおやつを3つ紹介。案件じゃないリアルな感想なので、参考になれば嬉しいです。
ママクックの「フリーズドライのササミ粒タイプ」
「ちゅ~る」と並ぶほど猫から愛されやすいおやつだと感じるのが、ママクックさんの猫用おやつ。ママクックさんといえば、素材の味を楽しめるおやつが多く、中でもフリーズドライのササミが人気ですよね。
あれもめちゃめちゃ食いつきがいいんですが、不器用な私はほぐす時にこぼしやすかったり、おキャット様を待たせちゃったりするので、いつもそれがもどかしかった…。

そんな時、見つけたのが粒タイプにしたフリーズドライのササミ。個人的に、こちらはあげるのがすごく楽で、何度もリピしてます。
そのままあげるのももちろんいいですが、歯がない我が家の愛猫ジジはそれだとちょっと食べづらそう…。だから、指で潰してドライフードの上にパラパラと振りかけています。
潰す時、ちょっと力は必要ですが、これなら歯がないシニア猫さんやハイシニアの猫さんでもおいしく食べられる。食欲がない時や「フードに飽きたっぽいな」と思った時も、このひと工夫で食べてくれやすくなるので、ありがたい。
これから気温が高くなってくると食欲が落ちることもあるので、おいしく食べてほしい日のために常備しておくと安心です。おいしさを知って、食卓のササミを狙われることはあるけれど…。

ちなみに、我が家では同じくママクックさんの「フリーズドライのマグロ」もこよなく愛されています。
こちらはキューブ型になっていますが、ドライフードササミ(粒タイプ)と同じく、指で潰せます。ムカつく出来事などを思い出し、フンッ!と力を入れてすり潰してみてください。
姉がおいしさを教えた「銀のスプーン にゃんSpoon」
封を開ける音を聞きつけた途端、一目散に走ってくるほど、愛猫たちが好んでいるのは「銀のスプーン にゃんSpoon」。このおやつは、形状が神です。
こういう容器に入っているおやつって、猫さんが最後の一口まで舐め取りにくいこともある。でも、こちらは食べやすいようで、愛猫たちはいつも綺麗に最後までペロぺロしてくれ、飼い主的にもあげごたえがあります。

我が家の場合は「ちゅ~る」の時も同じなのですが、ひとりにつき1個あげると便が緩くなるので、3ニャンで1個をシェアする形。愛猫たちは毎回、「早く自分の番が回ってこないかなあ」と目をキラキラさせています。
このおやつは、腎臓の健康維持用タイプや毛玉ケアタイプ、無添加タイプなど愛猫の体調や飼い主のこだわりによって種類を選ぶことができるので嬉しい。
普段から食べ慣れさせておけば、食欲がない時や病み上がりの時などに本品の「総合栄養食タイプ」に頼ることもできると思います。

あと、何といっても持ち手の肉球模様がかわいい。「この肉球柄を指につけたい…」と思って、いつもつい強く持ってしまいます。
食いつきがすごいnyansの「またたびマフィアのマタタビ」
日頃から、何かとお世話になっているnyansさん。だからといって紹介するわけではなく、純粋に食いつきよくて「みんなに勧めてえ」と思うのが、nyansさんのまたたびです。
まずね、パッケージからしてかわいい。こんなマフィアなら何度だって会いたいし、なんならいくらでも貢ぎたい。咥えたタバコのまたたび、効きすぎてない?大丈夫か?と、つい心配になってしまいます。

nyansさんのまたたびは、国内で収穫されたまたたびを使っているので香りが豊か=食いつきやすい。我が家はジジとコタロウが特にまたたび好きなので、「最近ストレス溜まってんな」と感じた時、いつものキャットフードに振りかけてあげています。
ただ、ひとつだけ怖いのが、またたびを前にしたジジの暴れっぷり。普段は大人しいのに、またたびのにおいを嗅ぎつけると爪を立てて引っ掻いてきたり、歯茎でカプカプ噛んできたり(歯がないので)と行動が一変。

この時ばかりは他猫に譲らず、真っ先に補給しにいくので愛されすぎてるまたたびに嫉妬してしまいます。来世では、またたびになりたい…。
猫が狩りをして食べられる「次世代のおやつ」に期待
色んな猫用おやつが続々と登場しているからこそ、これから先、期待したいのが猫が狩りをして食べられるようなおやつ。ネコ科動物って、もともと狩りで獲物をしとめて食べることで満足感を得てきた動物。
だから、誰かから貰える食事ももちろん嬉しいけれど、自分の手で掴みとった食事って、猫にとってすごく意味があるものだと思う。

それって食べる楽しみを越えて、生きがいや心の安定にも繋がる部分があると思うので、狩り体験のような遊びを楽しんだ上で食べられるおやつが登場してほしい。
頭のいい猫好きさんや企業がいつか、そういうおやつを開発して猫の食をより良い方向に変えていってくれないかな…と願う、他力本願な私です。
食べることは生きること。それは人間も猫も同じだから、ワクワクした食の時間が過ごせるといいよね。

あと、愛猫と一緒に食べられるおやつも大歓迎。同じ釜の飯で愛猫との絆を深められる未来も訪れますように。
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