猫との暮らしで実感するのは、愛猫との遊びって意外と体力を使うということ。おキャット様の高い身体能力に合わせて猫じゃらしを振りまわすのって、結構エネルギーを使うものです。
だから、忙しい日々の中では「今日は遊べないんですよ~」と愛猫たちに土下座をしなければならないことも…。そんな時、役立つのが猫用の自動おもちゃ。今回はAmazonで購入できる「ウィキッドマウス」というおもちゃのリアルな使用感や愛猫たちの反応を紹介します。
自動で動くネズミのおもちゃ「ウィキッドマウス」とは?
「ウィキッドマウス」はネズミの形をした、ミニカーみたいなおもちゃです。USBで充電するため、電池は不要。スイッチのオン・オフは、ネズミの鼻を長押しします。

ネズミの尻尾はピカピカ光るので、暗い部屋で遊ぶのもおすすめ。尻尾の光り方でバッテリーの減りが分かるのは、地味に嬉しい配慮です。
スイッチを入れると、ネズミは尻尾をピカピカ光らせながら部屋中を走り回り、猫の狩猟本能を掻き立てます。
猫は賢い生き物なので、規則的な動きの自動おもちゃは「おもんな…」と、すぐに飽きてしまうもの。でも、このおもちゃには障害物回避センサーがあり、壁や家具に当たるとバックや方向転換をします。それにより、動きが不規則になり、猫が飽きにくいんです。

ちなみに、スイッチを入れた状態のまま、猫がしばらく遊ばないと、自動でスリープモードに。愛猫が遊ばない間も走り回ってる…というプチストレスは感じずに済みます。
初めて見る自動走行のネズミ…愛猫たちの反応は?
おそらく、愛猫たちにとってネズミを見るのは初めての経験。初めて見るネズミが本物ではなく、自動走行するおもちゃなんて、すごく現代的でハイテクだ。

まずは、スイッチを入れない状態でネズミのおもちゃを愛猫のそばへ。すると、愛猫たちは興味津々。おもちゃにスリスリしたり、「早く遊ばせろよ!」と鳴いて訴えたりと、個性が垣間見えるおねだりをしてくれました。

かわいいご要望にお応えしてスイッチを入れると、ネズミは猛スピードで部屋中を爆走!それを見た愛猫たちは、三者三様な反応を見せました。
今は亡き愛猫のジジは、割とどんなものにも挑む警戒心のない子でしたが、ネズミが魅せるスピード感には圧倒されたよう。自分の近くにピューっと走ってくるたび、机の下へ逃げるなどし、あまり気に入っていない様子でした。
ネズミに負ける猫。 pic.twitter.com/omUuU7CjFq
— ゆあ | ライター🖊 (@yunc24291) March 15, 2024
ジジは普段から、猫じゃらしもゆっくりめに振らないと目で追えないおニブさんだったので、あまりにもスピード感あるこのおもちゃは怖く思えたのかもしれません。
ただ、愛猫のコタロウとレオンは疾走感あるネズミのおもちゃに、まんまと狩猟本能を掻き立てられたよう。死角となる場所へ走っていくネズミを追いかけ、猫パンチを浴びせていました。
ネズミに勝てる猫。 pic.twitter.com/MaQePILHiw
— ゆあ | ライター🖊 (@yunc24291) March 15, 2024
「こいつは動く…!」と学習したコタロウとレオンは、スイッチが入っていない状態でもネズミにパンチをお見舞いすることも。

一方、ジジはおもちゃのスイッチを入れると、尻尾をあげたまま、なぜかリビングから洗面所までを一直線にダッシュするという自分なりの遊びを確立しました。自分がネズミになった気分で、ネズミごっこしてたんかなあ…。
使用して感じた「良さ」と「気になったところ」
良かったところ

- 障害物を自動で回避し、体勢を立て直してくれるので楽ちん
- カーペットを敷いていても使えた
- 尻尾が光るので、遊んでいる最中におもちゃが行方不明になっても見つけやすかった
- 尻尾は手で簡単に曲げられる柔らかい素材。愛猫が怪我をするかも…と心配せずに済んだ
気になったところ

- ハイスピードで走り回るので、愛猫にぶつかった時に痛くないのか心配になった
- 壁や家具にも勢いよくぶつかるので、賃貸の場合は不安になるかも…
- 障害物を回避して体勢を立て直す時、上手くバックできず、その場でタイヤを回しながら身動きが取れなくなってしまうことがあり、多少の手助けは必要だった
- 尻尾を誤食しないように取り外し可能だったらいいな
- スリープモードから電源が切れると、おもちゃが行方不明になった時に見つけにくい
- タイマー機能あったらいいな
こんな感じで、希望したい改善点も多々ありましたが、個人的には、このおもちゃはアリ。疲労困憊の日に結構、役立ってくれています。

ただ、ネズミの走るスピードが速いので、シニア猫が使う時は足腰に負担がかからないよう、短時間の使用にしたり、カーペットを敷いたりするなどの配慮は必要かも。
また、自動おもちゃあるあるですが、毎日このおもちゃばかりで遊んでいると飽きられてしまうので、他の自動おもちゃを導入したり、飼い主による猫じゃらしも行いつつ、適度に役立てるのがおすすめです。
私は導入したのが少し前だったので、こちらを愛猫にプレゼントしましたが、最近では走るスピードが変えられるタイプも販売されているみたい。
| 【関連リンク(amazonの商品ページへ遷移します)】 
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新モデルは、長時間停止していると音が鳴る仕様になっているので、おもちゃが行方不明になってしまった…というプチストレスも解消できそうです。

忙しい日々の中で、愛猫と遊ぶ時間が持てないことに罪悪感を抱いている飼い主さんはきっと多いと思うはず。このレビューが、自分を責めなくてもいい遊び方もあるのだと気づくひとつのきっかけになれば嬉しいです。
 
  
 
  
 
     
     
     
    





 
  
 
  
 
  
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