2026年8月下旬、愛猫コタロウに異変が起きました。朝、起きるとリビングの床にフードが混じった嘔吐が2ヶ所あったのです。「毛玉と一緒にフードも吐いたのかな」そう思い、しばらく様子見をしていましたが、その後も毎朝の嘔吐は続きました。
不安になった私は動物病院へ。しかし、検査で異常は見つからず、ホっと一安心。しかし、その後も朝の嘔吐が何度か見られ、原因探しに奮闘することとなりました。
コタロウと暮らして知った猫の「空腹吐き」
コタロウはガチムチ体型。一般的な猫よりも骨格が太く、体重は6kgほどです。私は些細な物音で目を覚ましてしまう体質なので、我が家では猫たちはリビングで眠り、人間は寝室で眠るスタイルをとっています。
コタロウと暮らして初めて知ったのは、お腹が空くと胃酸を吐く「空腹吐き」をする猫がいるということでした。私は朝が弱い体質。なかなか起きられず、ご飯の時間が遅くなると、コタロウは時々、空腹吐きをしていました。

そこで、活用したのが自動給餌。ただ、思い通りにいかないのが猫との暮らしです。コタロウは自動給餌からご飯が出てくる音にビックリして、その場から逃亡してしまいました。

そして、その隙にちゃっかりご飯を食べるのが末っ子猫のレオン。コタロウが心を落ち着かせて戻ってきた時には、自動給餌から排出されたフードをレオンがペロリと完食してしまっているという状況が続きました。
「空腹吐き」への対処法を試行錯誤した日々
何日か経つと、自動給餌からフードが排出される音に慣れてくれましたが、コタロウよりも早くレオンが駆けつけてしまうという事態に。コンセントの空きがなく、自動給餌を2台設置することは難しいため、この方法ではコタロウの空腹吐きを防ぐことが難しいと感じました。

そこで私は一番簡単な対処法である「自分が早く起きること」を実践。ただ、生まれつき心臓病があり、疲れやすい体である私にとって、早起きの継続はかなり体力を消耗されることでした。
早起き生活を1週間続けたところ、体調を崩し、ダウン。回復に2週間もかかってしまいました。自分が寝込んだら意味がない。そう学習し、この作戦は断念。

次に実践したのは、寝る前に少量のフードをあげる「夜食作戦」です。我が家では朝と夜、決まった量のご飯をあげるスタイルでしたが、コタロウにだけ寝る前、少量のフードをあげることにしました。
「空腹吐き」とは違う嘔吐が見られるようになって
この作戦は思った以上に効果があり、コタロウの空腹吐きは見られなくなりました。よかった!この方法を続けよう。そう安心したのですが、今年の8月、別の問題が発生。空腹吐きとは違い、フードが混じった嘔吐が見られるようになりました。

ただ、食欲も元気もあり、嘔吐以外の異常はありませんでした。寝る前にあげるフードの量が少し多かったのかもしれない。そう思い、あげる量を統一しましたが、朝起きて猫たちがいるリビングへ行くと、フードが混じった嘔吐がある日々が1週間ほど続きました。
もしかして、何か重大な病気なのかもしれない。そう不安になり、急いで動物病院へ。コタロウは動物病院が大嫌い。待合室で座っている時から体をブルブル震わせ、診察台へ行くと余計に震えてしまうほど臆病です。

「体は大きいのに、震えてるの?かわいいねえ」と他の飼い主さんや獣医師さんから言われることもしばしば。コタロウにとって動物病院は明らかにストレスを感じる場所であるため、できる限り連れて行きたくはありませんが、今回ばかりはそんなことを言っている場合ではありませんでした。

動物病院では採血など、一通りの検査を受けて結果を待つことに。もう12歳だから、腎臓系の病気が発覚する可能性もあるかもしれない。検査結果を待っている時は気が気でなく、色々な病気の可能性を考え、頭の中で治療費を計算していました。
ところが、獣医師から告げられたのは、「特に目立った異常はないですね」との診断結果。嘔吐後も食欲はあり、1日中吐き続けているわけではないため、食事量の調節をすることで一旦、様子見となりました。
深夜のリビングで目撃した「秘密のご飯パーティー」
病気じゃなくてよかった…。そう思うと同時に浮かんだのは「じゃあ、なぜ嘔吐が続くんだろう」という疑問。そして、獣医師の言葉から「たしかに1日の中でランダムに吐くわけじゃなくて、朝だけ吐くんだよな」という気づきを得ました。

甘えん坊な子だから、私がいない時間が寂しいストレスなのかな。それとも、夜に誤食などをしてしまっているんだろうか。色々な考えが頭を巡りましたが、それから数日後、私は嘔吐の原因を知ることになります。
きっかけは夜に目が覚め、リビングへ行ったこと。部屋に入ると、コタロウが未開封のフードが入っている断ボール箱の近くからサっと逃げていきました。この逃げ方は、イタズラなど気まずいことをした時のリアクションです。

粗相でもしたのかなと思い、断ボールを見ると、未開封だったフードの袋が破られ、段ボール内にフードが散らばっていました。どうやら、コタロウは自力でフードの袋を開けることを覚え、夜な夜な「ご飯食べ放題!」の状況を楽しんでいたようです。
実はこうした事態を想定して、私は未開封のフードが入っている段ボールの上に、他の段ボール箱を重しとして乗せ、対策していました。しかし、重しにしていた段ボール箱が軽かったため、コタロウはパワーを発揮して移動させ、「ご飯パーティー」していたのです。

原因はこれかもしれない。そう思い、翌日、未開封のフードが入っている段ボールを別室へ移動。すると、原因不明だった朝の嘔吐はピタっとなくなりました。
「ここにフードが隠されている!」と発見したコタロウの賢さが、すごい。さすがうちの子。そう親バカな心が芽生えると同時に、私はフードの管理をしっかりすることの大切さを学びました。
堤防をひとりで彷徨っているところを保護されたコタロウは、外生活の厳しさを知っているからご飯への執着心が強く、あればあるだけ食べてしまう。

だからこそ、そういう個性も受け入れつつ、適切な対策をして、コタロウを守っていかねば…と改めて思わされました。
コタ、観察眼のすごさを見せてくれてありがとう。君のお腹も心も満たされるように下僕は頑張るね。






この記事のご感想をお寄せください!(コメントを書く)