愛猫の死、ペットロスを癒やす方法を詳しく解説

愛猫の死、ペットロスを癒やす方法を詳しく解説

愛猫との別れはとても辛く、悲しいものです。飼い主さんのなかにはペットロスによって、心身に不調を感じる飼い主さんも……。

愛猫の死、そしてペットロスは誰にでも起こりうることです。この記事では、愛猫の死を乗り越え、ペットロスを癒やす方法について考えてみたいと思います。

ペットロスとは?

ペットロスとは?

ペットロスとは、ペットを亡くしたときに喪失感悲しみを感じることを指します。ペットロス症候群ともいいます。

ペットロスによって、罪悪感、後悔、孤独感などのさまざまな感情のほか、涙が止まらなくなる、無気力になる、うつ状態になるなど「精神的な不調」を感じることがあります。重症化すると、不眠、食欲不振、倦怠感、めまいなどの「身体的な不調」が現れることもあります。

ペットロスの症状が続く期間は人によってそれぞれですが、1か月ほどで立ち直れる人、数か月かかる人、なかには何年も立ち直れないケースもあります。

同居猫もペットロスになる?

猫ちゃんはクールな性格をしていると思われがちですが、猫ちゃんも同居の猫ちゃんやわんちゃんが亡くなったら、ペットロスになることが知られています。

飼い主さんと同じように精神的な不調、身体的な不調が現れ、いつもと違った行動をすることがあるので注意して様子を見てあげましょう。

ペットロスの原因は?

ペットロスの原因は?

ペットロスは、大切なペットの死、別れによる精神的なショックが原因で起こります。

愛情たっぷりに育て、一緒に暮らした猫ちゃんの死は飼い主さんにとって耐えられないことでしょう。また、猫ちゃんに対する後悔の気持ちが、ペットロスの症状を強くするといわれています。

ペットロスに苦しむ飼い主さんが多いのは、それほどまでに猫ちゃんを愛した証なのです。

ペットロスから立ち直るには?

ペットロスから立ち直るには?

ペットロスから立ち直るきっかけは人それぞれです。必ずしもすべての飼い主さんに合うとは限りませんが、いくつかの方法をご紹介します。

1.とことん悲しむ

愛猫を亡くしたとき、悲しみや怒り、罪悪感などさまざまな感情が湧き上がります。

それは自然なことなので、無理に抑え込む必要はありません。とことん悲しんで、泣いたり誰かに話したりして吐き出すことが大切です。X(旧:Twitter)などのSNSに文章で書き込んでもOKです。

2. 愛猫の供養をする

愛猫を偲び、供養をすることがペットロスから立ち直るきっかけになるケースもあります。火葬によるお葬式や四十九日の法要がひとつの区切りになり、「ありがとう」という気持ちになれたという飼い主さんも多いです。

供養の方法に決まりはありません。写真や動画を見る、好きだったおもちゃや首輪を飾るなど、亡くなった愛猫に感謝の気持ちを伝えてみましょう。

 【関連記事はこちら】

3. 新しい生活リズムを作る

愛猫が亡くなったことで、ふとした瞬間に「つらい」と感じてしまいます。朝起きてご飯をあげる、寝る前に遊んでナデナデするなどの習慣がなくなり、ペットロスの症状を重くしてしまうかもしれません。

つらいと感じたら、新しい生活リズムを作ってみましょう。朝はゆっくりコーヒーを入れる、寝る前はドラマを1本見るなど、ちょっとした生活の変化は気分転換につながります。

4. カウンセリングを受ける

ペットロスは一人で乗り越えることが難しい場合もあります。心身に不調を感じたら、心理的なサポートを受けることを検討してください。

ペットロスに詳しい専門医やカウンセラーと話すことで、気持ちとの向き合い方がわかります。対面のほか、オンラインでもカウンセリングを受けることができるので、相談してみましょう。

5. 新しい猫を迎え入れる

「愛猫を亡くしてすぐ次の猫を飼うのは不謹慎では?」と考えてしまうかもしれませんが、別の猫ちゃんと暮らしても思い出が消えてしまうことはありません。

亡くなった猫ちゃんと暮らした時間がかけがえのないものであればあるほど、「また猫と暮らしたい」と思うのは自然なことです。

「亡くなった猫は天国で毛皮を着替えて戻ってくる」というお話を聞いたことはありませんか? いつか「この子だ」と思える猫ちゃんと出会えるかもしれません。その日のために、前を向いておくことも大切です。

まとめ

まとめ

愛猫の死は、飼い主さんにとって大きな悲しみです。「もっとこうしてあげたかった」「うちの子になって幸せだったのだろうか」など後悔の気持ちを強く感じてしまうかもしれません。

愛猫の死から立ち直ることは簡単ではありません。だけど、後悔する気持ちがペットロスの症状を重くしてしまいます。思いっきり泣いたら、感謝の気持ちで愛猫を見送ってあげることも大切です。

ペットロスを癒やす方法は人それぞれですが、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 【関連記事】



コメント:36


  • ash

    今日の5時20分頃、愛猫のアッシュが亡くなりました。16歳でした。
    私が塾に行っている間に亡くなったそうで、家に帰ってきたときには既に虹の橋を渡っていました。
    2週間ほど前から体調が悪く、ご飯を食べなくなりいつもぐったりしていました。
    そんなアッシュをみてとても辛かったし、何もできない自分に不甲斐なさを感じていました。
    母から、もうそろそろだから覚悟しておいてね、と言われ覚悟していたつもりですが、こんなにも辛いことだとは想像もできませんでした。今の私には何の気力もありません。食べ物も喉を通りません。とても苦しいです。
    ですが私以上にアッシュは苦しい思いをしていたんだ、と強く実感してとても悲しくなりました。
    机で作業していると邪魔してきたアッシュ。
    お水を飲むときに顎も額もべちゃべちゃにしていたアッシュ。
    ソファでテレビを見ていたら膝にのせてと甘えてくるアッシュ。
    今はそんな天使がいなくなってしまいました。
    私よりも年上だから実際は16年も一緒にいられなかったけど、私はアッシュを幸せにできたでしょうか。
    天国でお元気でいてください。私達に幸せをくれて、ありがとう。大好きだよ。


  • チビ

    21歳5ヶ月で天国に逝ってしまいました
    産まれてまもなく捨てられてたのを拾い
    大事に大事に育て年に一度は健康診断して
    昨年8月膀胱癌が見つかり2月にはもって
    2.3日と言われそれからは病院をやめ
    1時間おきの水分補給と栄養素と薬を飲ませ
    元気を取り戻し
    しかし1ヶ月後容態急変し亡くなりました
    毎日一緒寝てどこにでも着いて来て
    可愛くて可愛くて今は何も気力がわきません
    生まれ変わりで戻って来て欲しいです


  • なんなんかーちゃん

    2月17日、愛猫(7歳)が虹の橋を渡りました。
    去年の暮頃から食欲が減り、近所の病院に連れて行ったところ口内炎の診断。抗生物質、抗炎症剤の注射を打って帰宅しました。
    食欲はどんどん減り、再度病院へ行ったところ前と同じ口内炎と言われ、同じ処置をされました。「こんなにぐったりしてごはんも食べられないのはおかしい!腎不全かもしれないので検査をしてください!」と先生に訴えましたが、「7歳で腎不全なんてありえない」と言われ、検査も断られました。
    次の日、歩けなくなり夜間救急動物病院に連れて行ったところ、腎不全と尿毒症と診断を受け、次の日から夜間救急で診ていただいた先生の病院で毎日点滴治療が始まりました。
    4日目、治療の甲斐も無く旅立ってしまいました。最後に口の中を先生に見せてもらいましたが、口内炎は全く無く綺麗でした。
    なぜ口内炎の診断を受け入れてしまったのだろう…、様子がおかしいと思った時点で、違う病院に連れて行ってあげれば無事だったかもしれない。自分を責める毎日です。
    あれから心にぽっかりと穴が空いて、毎日ひとりで泣いています。
    気持ちの整理がつかず、まだまだ時間がかかりそうです。


  • すみこねこ

    私は今、愛猫のチビを自宅で看病しています。通院治療の時は終わり、いよいよ最期の時を迎える段階にきています。
    皆さんのコメントを読みながら、涙があふれました。みなさんと同様、闘病を見守りながらも心が折れそうになったことも多々ありました。共に暮らす次男が私以上にチビに寄り添い、それが私の心の支えになっています。
    あまりにも心が苦しいので、2,3の病院に問い合わせしたら「初診は受け付けていません」だの「予約は3か月後が最短です」など、辛い気持ちを抱えた人を見捨てるような答えが続き、落胆しました。この国の精神医療って、一体どうなっているのだろう? と憤りを覚えたのが昨日のことです。
    思えば、腎臓を患っているのがわかってから1か月程経ち、その間半日入院を何度か繰り返しました。帰るまでいつも心配で不安でしかたなかった。期待以上に元気を取り戻してくれた時は、神に感謝。ただただ「ありがとうございます」を口にしていました。でも15歳という高齢には勝てず、治療の甲斐もなく、今は家で静かな時間を過ごしています。


  • クルツ

    22年半一緒だった保護猫を、心筋症で亡くしました。
    これだけ長いと人間の家族ですね。
    ツンデレでクールな男の子でしたが、苦楽を共にしてくれて、愛情を沢山与えてくれて、感謝で一杯です。

    最後に診察と投薬はしたのですが、十分にやれていなく、後悔だらけです…。早くにもっと適切な治療をすれば、食欲もあり元気だったので、長い子だと3年間くらい生きる事もあるようで、もっと一緒にいられたかと残念です。。

    もちろん、仮にこう言う大きなペットロスがあると知っていても、22年前にこの子を見つけたら、同じく保護したでしょう。

    ピピさん、大好きだよ!ありがとう。


この記事のご感想をお寄せください!(コメントを書く)

このサイトはhCaptchaによって保護されており、hCaptchaプライバシーポリシーおよび利用規約が適用されます。


RuffRuff Apps RuffRuff Apps by Tsun
RuffRuff App RuffRuff Apps by Tsun

ハゲにくい猫首輪に替えませんか?

ぽぽねこ公式オンラインショップ
詳しく見る