「猫に首輪をつけたいけど、どのくらいのきつさにすればいいかわからない」というお問い合わせをよくいただきます。確かに猫ちゃんの首周りの毛はもふもふ。首輪がきついのか、ゆるいのか、わかりにくいですね。
でも、猫ちゃんにつける首輪の「サイズ感」はとても大事です。サイズが合っていない首輪は、大きなストレスや怪我の原因になってしまいます……。
今回は、猫ちゃんの首輪のサイズ選びと正しい付け方について、詳しく解説します!
なぜ首輪のサイズ感が重要なの?

猫ちゃんの体はとても筋肉質ですが、毛はとても繊細で、首周りは意外なほど細いです。それに、猫ちゃんの運動量は多く、高い場所へ登ったり、狭い場所にもぐりこむことが大好きです。
そんな猫ちゃんなので、首輪のサイズ感がとても大事なのです。
きつすぎる首輪は危険
きつすぎる首輪はストレスや皮膚トラブルの原因になることがあります。
- 首の皮膚や被毛を傷つける
- 蒸れて炎症・首輪ハゲの原因に
- 呼吸困難や嘔吐のリスク
ゆるすぎる首輪も危険
逆に、ゆるすぎる首輪は簡単に外れてしまったり、家具に引っかけてしまうなどの危険があります。
- 家具などに引っ掛けて窒息や怪我の原因になる
- さるぐつわやたすき掛けのようになってしまう恐れ
- 首輪が簡単に外れてしまう
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猫に最適な首輪サイズは?

猫ちゃんに最適な首輪サイズは、「大人の指が2本入るくらい」のゆとりを持たせるのが目安です。
具体的には、猫ちゃんの首周りのサイズに+2~4cmしたサイズが適正です。長毛の子は+5cmほどの余裕があるとちょうどよいです。
きつすぎず、ゆるすぎずのサイズ感が理想なので、猫ちゃんの首周りのサイズを測っておくことがとっても大切です。また、サイズ調整できる首輪を選ぶようにしましょう。
猫に最適な首輪サイズの見つけ方

猫ちゃんに最適なサイズの首輪を見つけるには、まずは首のヌードサイズを調べてみましょう。ヌードサイズとは、首のいちばん細い部分を測ったサイズのことです。
ヌードサイズの測り方
猫ちゃんの機嫌が良いとき、リラックスしているときにヌードサイズを測ります。メジャーか、やわらかいひもと定規を用意しましょう。
- 猫ちゃんの首のいちばん細い部分を見つけます
- 毛を掻き分けるようにして、メジャーを優しくフィットさせます
- 誤差がないように何回か測ってみましょう
首輪のサイズの選び方

ぽぽねこでは、猫ちゃんの首周りのヌードサイズを適合首周りと表記しています。
例えば、猫首輪 MUJIコットンプレーン #26 赤紅はS・M・L・LLの4サイズ展開で、それぞれ首輪の長さが異なります。
ヌードサイズ18cmの猫ちゃんなら、4cmのゆとりをプラスすると、首輪の長さは22cm必要になります。上のサイズ表と照らし合わせると「Mサイズ」が良さそうです。
ヌードサイズが20cmの長毛の猫ちゃんの場合は、5cmのゆとりをプラスすると首輪の長さは25cm必要になるので、「Lサイズ」を選びます。
首輪選びのポイント
首輪は使っているうちにゆるんでくることがあります。定期的にきつさやゆるさをチェックして、サイズ調整することが大切です。
特に男の子の猫ちゃんは、年齢を重ねるにつれて首周りが大きくなる子が多いです。また、子猫ちゃんも成長が早いので、首輪がきつくないかを確認するようにしましょう。
子猫ちゃんには、やさしくフィットするシュシュタイプの猫首輪もおすすめです。
まとめ

猫ちゃんにとって、首輪は単なるアクセサリーではなく、万が一のときに身元を示す大切なアイテムです。
ずっと付けているものなので、サイズが合っていない首輪は、猫ちゃんにとってストレスや怪我のリスクのあるものになってしまいます。
首輪をつけるときは、きつすぎず、ゆるすぎず、大人の指が2本入るゆとりを持たせるようにしましょう。また、定期的にサイズチェックをして、成長や体型の変化に合わせて調整することも大切です。
今回の記事を参考にして、ぜひ愛猫にぴったりの首輪を見つけてくださいね!
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