「猫に首輪を付けたいけど、ストレスになりそうで不安」そう思っていませんか?
万が一の脱走や迷子を考えると、首輪は大切なアイテムです。だけど、首輪を付けることが猫ちゃんのストレスになっていないか心配になってしまいますね。
そこで今回は猫ちゃんの首輪選びとストレス軽減のコツをお伝えします。
猫にとって首輪はストレス?

結論から言うと、猫ちゃんにとって首輪は、まったくストレスにならないわけではありません。
猫ちゃんはとってもきれい好きで、体はセンサーのように敏感なので、体に異物が付くのを嫌がります。猫ちゃんの性格にもよりますが、首輪や服をストレスと感じることがあります。
違和感・圧迫感
首輪の素材やサイズが合っていないと、猫ちゃんは違和感や圧迫感を感じてしまいます。また、首輪が原因でかゆみや痛みがあるとリラックスできず、ストレスを感じてしまうでしょう。
動きづらい
首輪が重いと動きづらさを感じてしまいます。高いところに登ったり、いつもどおり毛づくろいできないことがストレスになることがあります。
精神的なストレス
首輪に慣れてないうちは、首輪を常に意識してしまい、首輪の存在そのものが精神的なストレスに。また、猫ちゃんは聴力が優れているので、首輪の鈴の音をストレスに感じるケースもあります。
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首輪によるストレスを軽減するためにできること

首輪を嫌がって暴れるのはストレスサインのひとつ。また、皮膚や胃腸の不調として、ストレス症状が現れることもあります。
猫ちゃんを守るための首輪なのに、猫ちゃんのストレスになってしまってはいけません。首輪によるストレスを軽減するために、飼い主さんができることはたくさんあります。
1. ストレスの少ない首輪を選ぶ
猫ちゃんに首輪を付けるなら、必ず猫専用の首輪を選びます。硬い、重い、通気性が悪い素材の首輪はストレスの原因になります。なるべくシンプルで、余計な装飾がないものがおすすめです。
2. 段階的に慣れさせる
無理やり首輪を付けるとトラウマになってしまいます。最初は短時間だけ首輪をつけ、少しずつ時間を延ばしていくなど、段階的に首輪に慣れさせていくことが大切です。
首輪を付けているときに遊びに誘う、おやつをあげるなど、首輪に対して楽しいイメージを持ってもらうのがコツです。
3. 猫の様子をよく観察する
子猫は順応性が高いので、割とすぐに首輪を受け入れるケースが多いです。成猫の場合は、おおよそ3日で慣れる子が多いですが、もっと時間がかかる子もいます。あせらずに、首輪に慣らしていきましょう。
首輪を嫌がる仕草を見せる場合は、無理強いせず、首輪を外してあげてください。
4.首輪を清潔にする
首輪はずっと付けているものなので、どうしても汚れがたまってしまいます。細菌などが原因で皮膚炎を起こすこともあるので、首輪を清潔にすることも大切です。
できれば何本かの首輪を用意しておいて、1週間に1回のペースで取り替えて洗うのがおすすめ。梅雨時など、湿気の多い季節は3日に1回のペースで取り替えると清潔です。
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ストレスの少ない首輪の選び方 3つのポイント

猫ちゃんのストレス軽減のため、首輪選びは慎重に行いましょう。知っておいてほしいポイントは3つあります。
1. サイズ
首輪がきつすぎると皮膚炎や首輪ハゲだけでなく、呼吸困難などの危険があります。ゆるすぎても危険なので、必ず適正なサイズの首輪を選ぶようにしましょう。そのためにも、猫ちゃんの首周りのサイズをきちんと測っておくことが大切です。
また、猫ちゃんに付けるときは、指が2本入る程度の余裕を持たせ、成長に合わせてこまめにサイズ調整をします。
2. 素材
猫ちゃんの肌に優しく、通気性の良い素材がおすすめです。重くて硬いレザー製や金属製の首輪は猫ちゃんの皮膚を傷つけてしまう恐れがあるので避けます。
猫ちゃんには綿やポリエステルなど、摩擦の少ない布製のものがおすすめです。なるべくシンプルなデザインで、装飾の少ないものを選びましょう。
3. 重さ
猫ちゃんの負担にならないよう、できるだけ軽量で安全性の高い首輪を選びます。負荷がかかると外れるセーフティーバックル付きがおすすめです。
迷子札や鈴、スマートデバイスなどの取り付けは、首輪に慣れてからのほうがストレスが少ないです。
まとめ

首輪は猫ちゃんにとってストレスになることもありますが、首輪の選び方と付け方を知っておくことで、ストレスを最小限に抑えられます。
ぽぽねこでは、そんなお悩みに応えるストレスフリーな猫首輪を丁寧に作っています。色や素材からじっくり選べるので、愛猫ちゃんにぴったりの首輪を見つけてあげてくださいね!
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