子猫の首輪デビューは、いつからが良いのでしょうか?
「子猫が嫌がらないか心配」「どんな首輪を選べばいいの?」と悩む飼い主さんは多いです。万が一の脱走や迷子に備えて、子猫のうちから首輪に慣れていると安心ですね。
そこで今回は、子猫に首輪をつける適切な月齢や、慣らし方のコツ、そして安全な首輪の選び方まで詳しく解説します。
子猫に首輪をつけるのは何ヶ月から?

成猫に首輪をつけるのは、なかなか大変です。首輪に慣れずに、ストレスを感じてしまう猫ちゃんもいます。猫ちゃんのためにも、順応性が高い子猫のうちから首輪に慣れてもらうのがベストです。
子猫に初めて首輪をつけるなら、生後3ヶ月頃がおすすめです。
このくらいの月齢では、体重が1kgくらいになって、体つきがしっかり安定してきます。そのため、首輪をつけても猫ちゃんへの負担が少ないでしょう。
ただし、成長には個体差があるため、子猫の成長具合に合わせて判断することが重要です。まずは短時間から試して、少しずつ首輪に慣れてもらいましょう。
【子猫の首輪デビューのポイント】
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子猫を首輪に慣らすには?

子猫に初めて首輪をつけると、嫌がって暴れるかもしれません……。
かわいそうに思って、首輪をつけるのを諦めてしまう飼い主さんも多いです。でも、猫ちゃんのために、「慣らし方」を工夫してみましょう。
猫ちゃんの性格にもよりますが、おおよそ2~3日で慣れてくれる子が多いようです。時間がかかる子でも2~3週間で慣れてくれるので、焦らずゆっくりと慣れてもらいましょう
1.おもちゃとして遊ばせる
まずは首輪を子猫のおもちゃとして与え、匂いを嗅いだり、触れたりすることに慣れさせます。側においておくだけでもOKです。安全のために、目を離さないようにして見守りましょう。
2.短時間だけつけてみる
子猫に優しく首輪をつけてみます。外そうとして暴れたり、首をぶるぶる振ってしまうようなら、無理せずすぐに外してくださいね。
3.褒めてご褒美をあげる
首輪をつけていられたら、好きなおやつやおもちゃで気をそらします。首輪をつけると良いことがある、と子猫に認識させることが大切です。
首輪を嫌がらずにつけていられたら、たくさん褒めておやつをあげましょう。装着時間はごく短時間(数分程度)から始め、少しずつ長くしていきます。
子猫におすすめの首輪は?

首輪を着けている猫ちゃんってとってもかわいいですよね。でも、子猫に初めて首輪をつけるなら、デザインよりも安全性を重視して選ぶことが大切です。
なるべく軽くて、やわらかく、子猫にも優しい首輪がおすすめです。子猫の首輪を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。
軽くてやわらかい素材
子猫の首に負担をかけない、軽くて柔らかい素材の首輪を選びましょう。コットンやリネン、綿ポリなどの素材は蒸れにくいのでおすすめです。
リボンやヘアゴムは危険です。小型犬用の首輪も、子猫には重くて固いのでNGです。ストレスや首輪ハゲの原因になってしまうので、必ず猫専用の首輪を用意してくださいね。

▲首輪ハゲに悩む猫ちゃん
セーフティアジャスター付き
高いところに登って、首輪がひっかかって首吊りになってしまう「ひっかけ事故」の危険があります。力がかかると外れるセーフティーアジャスター(セーフティーバックル)がついている首輪を選ぶと安心です。

サイズ調整が可能
子猫は成長が早いため、サイズ調整が可能な首輪が安心です。
また、首輪を購入するときは、メジャーや紐で子猫の首周りのサイズを測って、ちょうどいいサイズのものを選んでください。首輪がきつくなっていないかこまめなチェックも必要です。
首輪がゆるすぎると、さるぐつわやたすきがけのようになってしまって、子猫の身体を締め付けてしまいます。子猫なら首輪と首との間に人間の指が1~2本入るくらいの隙間があるのが適切なサイズです。
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シュシュタイプの首輪もおすすめ
シュシュタイプの首輪も人気です。軽量で着脱しやすく、締め付け感も少ないため、初めての首輪にもおすすめです。

▲人気のシュシュ猫首輪「ギンガムチェック トマトレッド」
【子猫におすすめの猫首輪はこちら】 |
子猫に首輪は必要?

わんちゃんと違って、猫ちゃんは外を散歩しません。完全室内飼いの猫ちゃんがほとんどだと思います。
「嫌がりそうで首輪はかわいそう」「危ないから室内飼いなら必要ない」と考える飼い主さんも多いです。でも、子猫にも首輪が必要な理由があります。
猫ちゃんの脱走・迷子対策
ほんのちょっと目を離したすきに、子猫が脱走してしまった……。考えただけでゾッとしてしまいます。
脱走や迷子の備えとして「猫首輪」が必要です。
猫首輪をしていれば「飼い猫」とわかります。外の世界では「野良猫ではない」という目印がとても大事なのです。もちろんマイクロチップも大事ですが、首輪をしていれば、ぱっと見で飼い猫とわかりますよね。
保健所や動物愛護センター、動物愛護団体、警察などに保護されても、大切な猫ちゃんを見つけやすくなります。また、野良猫を狙う動物虐待犯からの被害も避けることができます。
猫首輪は「お守り」として子猫の身の安全を守ってくれます。
ペットの防災にも猫首輪が必要
もし震災や水害などが起こって、猫ちゃんと離ればなれになってしまったら……。大混乱のなかで再会できるかどうかわかりません。そんなときにも猫首輪が役に立ちます。
さらに、猫首輪に飼い主さんの連絡先を記入した「迷子札」をつけておけば、迷子になった子猫が保護されたときに連絡してもらうことができます。首輪に慣れたら、迷子札にも挑戦してみましょう。
防災対策として、日頃から猫首輪に慣らしておくと安心ですね。
まとめ

子猫の首輪デビューは、生後3ヶ月頃からがおすすめ。焦らず少しずつ慣らしていくことが大切です。また、軽さとセーフティーアジャスターの有無は必ずチェックしましょう。
大切な猫ちゃんと、ずっと一緒に暮らすために。子猫に初めての首輪をプレゼントをしてみませんか?
カタログ等、送ってほしい。初めてなので。飼うのか。お迎えセット。スターターセット等出来ましたら、子猫の本など。宜しくお願いします。
ぽぽねこの首輪デビューしましたが、時たま、後ろ足で首を激しく掻くのですが、サイズ合わないのでしょうか?
短毛、マンチカン4キロでMサイズ、指3本の緩さで着けています。
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