愛猫はいつだって、飼い主にとって最推しの存在。だから、他に推しができると、誤飲や誤食をさせないよう、愛猫の健康を守りながら推し活を楽しみたくなるものです。
愛猫を守りながら推し活を楽しむために自室がほしいなあ…。見せる収納が好きな私は、飾っている推しのアクスタやキーホルダーを愛猫に落とされるたび、そう思い、モヤモヤしていました。
今回はそんな私が辿り着いた、推し活グッズの見せる収納法を紹介します。
「アクスタ」はケース保管+強力な両面接着テープで固定
私は、リビングの一角を推し活グッズ置き場にしています。ここでメイクをしたり、スキンケアをしたりする時間が最高に好き。推しに囲まれて癒されます。

この一角には、愛猫に推しグッズを荒らされない工夫をたくさん盛り込んでいます。
一番悩んだのは、アクスタの保管法でした。目に入るとテンションが上がるので、よく見る場所に飾っておきたいけれど、そうすると決まって愛猫がチョイチョイと手を出し、落とす。

私「これ大事なものだから、落とさないでね」
猫「…にぱー」
私:その場を離れる
猫:すぐにアクスタを落として「拾え」の顔
このやりとりを何回、繰り返したことでしょうか…。
時には、「ダメって言ってるじゃん!」と愛猫を叱ってしまい、自己嫌悪に陥ることも。このままでは自分にとっても愛猫にとってもよくない。そう思い、アクスタの守り方を見直すことにしました。
アクスタって、机などに接する面が平らになっているものが大半ですが、中にはそうじゃない形のものもあります。例えば、こんな感じのクリップで自立するタイプ。

平らになっているアクスタは、剥がすのが簡単な強力両面テープで貼り付ければいいけれど、そうではない形だと貼り付けて固定することができません。
そこで、考えたのがケースに入れての保管。これなら、愛猫もチョイチョイ落とせない。「平和な日々が訪れる!」と、ホっとしました。でも、猫って人間が思っている以上に賢い。クリアケースに入れて保管するようになると、なんと、ケースごと落とすようになりました…。

特にレオはイタズラっ子で、鏡越しにこっちを見ながら「落としちゃうよ?いいの?いいの?」みたいな感じで、少しずつチョイチョイ。「それはご勘弁ください!!」と、お願いする日々に逆戻りです。
何度もそんなことが繰り返される中で、ふとひらめいたのが「ケースごと固定すればいいんじゃね?」というアイデア。

これは予想以上に大成功で、チョイチョイしてもケースが動かないことを知ると、レオは「つまんねえの」と感じたのか、イタズラをしなくなりました。
ちなみに私が購入したのは、SHEINで売られている透明で丸型の両面テープです。

サイズの種類は豊富で、カットする手間もなくて便利。適度な厚みがあり、剥がし跡は残りにくいように感じたので、賃貸でも使いやすいと思います。
自作の”推し活キーホルダー”も両面テープで固定
アクスタの次に悩んだのは、キーホルダーの収納法です。ガチャガチャサイズの小さなキーホルダーであれば100均のキーホルダーケースに収納できる。でも、私は自作したトレカをキーホルダーにして飾りたかったので、どうすれば愛猫にじゃれられないかと試行錯誤しました。
引き出しにしまうのは安全だけど、日常の中で目に入る機会が減って悲しい.。どうにか、飾る収納をしたい。そう思い、辿り着いたのが、キーホルダースタンドを固定して飾るという方法でした。

このキーホルダースタンドは、100均で購入したもの。SHEINで買った、強力な両面テープで鏡台に固定しています。
正直、たまに愛猫がチョイチョイして、キーホルダースタンドからキーホルダーを落とそうとすることはありますが、ぶら下げて飾っていた時よりはじゃれられる頻度が激減しました。

多分、じゃれた時にゆらゆら揺れる動きが楽しかったんだろうな。愛猫たちよ、楽しみを奪ってごめんな。ただ、こっちの推しも守らせてほしいんや。
推し活グッズを作る道具は”ケース”で徹底管理
私は、レジンで推し活グッズを作ることがあります。その時間はすごく楽しいのですが、レジンって細かなパーツを使うので、徹底管理が重要です。万が一、愛猫が誤飲してしまうことがないように、必要なパーツはダイソーのケースにまとめて収納。

このケースは、できるだけ愛猫の目に入らないようにブックスタンドに入れて保管しています。
猫って「楽しそうなもの」に気づくと狩猟本能が掻き立てられるから、大事なものはできるだけ気づかれないように、こっそり保管することが大事。引き出しの中に保管するのはベストですが、部屋のスペースなどで難しい方は、ブックスタンドのような「視界に入りにくくする」という方法で隠すのも手です。

例えるなら、見せながら隠す…という感じ。パーツを入れたケースを机にそのまま置いておくよりも断然、興味を持たれにくくなると思います。
私はシール交換が大ブームだった平成1桁女児なのでシール集めも趣味なのですが、万が一、愛猫が誤食することがないよう、シールもファイルで保存し、ブックスタンドに入れて保管しています。

楽しいはずの推し活で悲劇が起きるのは辛すぎるので、自宅の環境を見直しながら、これからも愛猫を守れる対策をアップデートしていきたいな。
紐がある推しグッズは“愛猫が入れない空間”に飾る
最推しの愛猫を守りながら推し活を楽しむには、愛猫が立ち入れる空間に飾ってもいい推しグッズを厳選することも大切だと思っています。
例えば、紐がついている推しグッズは危険。誤食の可能性があるので、見せる収納をしたい場合は愛猫が入れない空間に飾り、グッズと愛猫の健康の両方を守ることが大事です。
我が家は夫婦ともにバスケ観戦が趣味。グッズもたくさんあるのですが、紐がついているメガホンは絶対に、愛猫たちが過ごすリビングには入れず、玄関に飾っています。

「これは飾ると危ないかも…」と、事前に愛猫の反応を予測して危険を回避するのも、楽しい推し活ライフを送る上で大切なことだと思うから。
ただ、推しグッズに対する反応は猫によって様々。我が家でも、ボロボロにされると思っていたぬいぐるみに寄り添う姿が見られ、大丈夫だと思って飾っていたバンダナは遊び道具にされるなど、予想を裏切られたこともありました。

だから、推しグッズの収納を考える時は一般的に危険があると思われるものは、あらかじめ愛猫に近づけないように保管しつつ、その他のグッズは愛猫の反応を観察しながら、対策を考えていくことが大切なのだと思います。
「愛猫がいるから見せる収納は無理」と諦めている人は意外に多いと思うので、他にもいい見せる収納法があれば、ぜひ教えてください。
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