床に落ちている愛猫のおひげを、つい収集してしまうのは猫飼いあるある。集めたおひげは桐箱などのケースで大切に保管することも多いものですが、「しまい込むだけでは、ちょっぴり寂しい…」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな方に、朗報です!なんと、ユニークな猫グッズを多く生み出しているフェリシモ猫部さんから、愛猫のひげを持ち運べる「チャーム付き猫ひげケース」が販売されました。
今回は、亡き愛猫ジジの”カールしたおひげ”でも入るのか検証しつつ、リアルな使用感をレポートします。
新たなメモリアルグッズにもなる「チャーム付き猫ひげケース」
実は、フェリシモ猫部さんのカタログ内にある「チャーム付き猫ひげケース」の紹介ページには、ジジの写真が掲載されています。
生前から、ジジのカールしたおひげをかわいいと思ってくださっていた社員さんがいらしたようで、イメージモデル的な役目を務めさせていただきました。

お話をいただいた時、亡くなっても私以外の中でもジジが生き続けていることがすごく嬉しかったです。
「チャーム付き猫ひげケース」は、新たなメモリアルグッズにもなると感じました。今生きている猫さんのおヒゲを持ち歩くのももちろん素敵ですが、亡くなった猫さんをいつも身近に感じていたい…という飼い主の猫愛も満たせる商品だと思うからです。
値段も、1個2,310円(税込)とお手頃。遺骨リングなどのアクセサリーは費用が高くて制作が難しい…という方でも手を出しやすいのではないかなと思います。
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猫好きの心を満たす“さりげない工夫”の多さに感動…
商品が手元に届いた時、まず思ったのは梱包状態までかわいくて尊い…という感想「チャーム付き猫ひげケース」が付けられている台紙に描かれている黒猫さん、かわいすぎる。
こうやって、さりげなく猫好きの心を満たす工夫が盛り込まれているのって嬉しいですよね。

台紙には、おひげの入れ方や取り出し方がイラスト付きで描かれていて分かりやすい。不器用な私でも、安心して出し入れできそうだなと思いました。

実際に商品を取り出してみると、鮮やかなゴールドが映えて美しい…!猫のチャームについているビーズは、タッセルのカラーによって色味が違います。
タッセルは、「ブルー」「イエロー」「ベージュ」の3種類。今回いただいたイエローのタッセルについている猫チャームのビーズは、淡いブラウンと黄色の中間のような色味でした。

まるで、ジジの被毛の色みたい。そう感じて、なんだか泣きそうになりました。
亡き愛猫の曲がりに曲がった”カールひげ”は入るのか…?
さて、問題は曲がりに曲がったジジのカールひげでも入るのか、という点です。見てください、この白いおひげの曲がりっぷりを。

このひげケースを開けるたび、極限までカールしてひげが抜けるという謎を最期まで解明できなかったことが悔しくなります(笑)
オーダーメイドした遺骨リングだけじゃなくて、ジジのひげとも一緒に色んなところへ出かけて、生前には見られなかった景色を見せてあげたい。だから、頼む!これほどカールしているひげでも、入ってくれ…!
そう願いながら、「チャーム付き猫ひげケース」の蓋を開けると、思っていた以上にひげを入れる部分の穴が大きくて、「これはいけるのでは…?」という期待が。

しかし、カールが強い部分はなかなかすんなり入れることができず、ひげの抵抗(ポケモンの技みたい)を感じることも。そこで、カールが弱め+ひげが細いほうから入れることにしました。
この作戦は成功し、無事カールひげをケースに収めることに成功!ひげが曲がっている巻き毛の猫さんは入れる前にヒゲを観察して、カールが弱めで細いほうから入れることをおすすめします。

ケースに入れても、うねうねと曲がっているところが、なんともジジのひげらしい…。こんな形でも自己主張してくれるんだね。とても嬉しいよ。
ちなみに、おひげは複数本入れることができます。白いおひげと黒いおひげをブレンドすると、また違った見え方になりました。

なお、ひげケースの蓋はねじ式なので、持ち歩いていても抜けにくそう。カラビナが大きめなので、どんなカバンでもつけやすいところも嬉しいです。
遺骨リング+おひげチャームという完全装備なら、普段の外出がより楽しくなりそうで楽しみ!
実際に使用して感じた”リアルな良さ”と”改善希望点”は?
リメイクして愛猫の個性をより反映させるのもオススメ!
「チャーム付き猫ひげケース」は猫さんだけではく、ワンちゃんやうさぎさんなどのおひげも入れられます。ケースには小さなビーズなども入れられるそうなので、そういう工夫で、うちの子らしさをより表現するのもよさそう。

なお、猫チャームやタッセルはカラビナから簡単に外せます。だから、愛猫が好きだったものをモチーフにしたチャームをつけて、より”うちの子らしさ”が感じられるひげケースにリメイクするのもよさそう。
ジジの場合はいちごが好きだったので、100均やハンドメイド用のパーツを販売しているショップで、いちごのチャームを探してこようかな。

そんな風に、オンリーワンなカスタムができるのも本品の良さだと思います。
取り出しを楽にする道具やタッセルの豊富なカラバリを求む!
「チャーム付き猫ひげケース」は、ひげを入れる穴が大きめなので、つまようじで中に入れたひげを掻き出して取り出すことができました。

ただ、私が不器用だからか、取り出すのに1~2分ほどかかってしまい、「取り出せなかったら、どうしよう…」と一瞬、不安になってしまったので、ヒゲを取り出しやすい専用の棒or細いピンセットのようなものが購入できたら嬉しいです。
あと、欲を言うなら、購入時にタッセルの色味を選べるようになったらいいなと。現在はランダムで送られてくる仕組みなのだそうですが、うちの子のイメージカラーを持っている飼い主さんは多いし、ビーズの色味で愛しい子の目色や毛色を思い出して、「身近にいられる…」という嬉しさがより強まる方もいると思うから。

そして、今後はタッセルのカラーバリエーションが増え、より“うちの子”らしいひげケースに出会いやすくなったら嬉しいな。グレー系の猫さんや黒猫さん、白猫さんなど、色々な毛色の猫さんと暮らす飼い主さんが満足できやすいような色味展開になったら、より満足感が高まりそうです。
ちなみに、今回の記事も案件ではありません。ジジの個性を愛でてくださる社員さんに感謝しつつ、自分なりに忖度なくリアルな使用感をお伝えしました。
フェリシモ猫部さん、もしこの記事が目に止まった時は「こんな意見もあるのね」と、いち個人の感想として受け止めてもらえたらありがたいです。

今後の期待を込めて希望点なども色々語ったけれど、愛猫をより身近に感じられる「チャーム付き猫ひげケース」は、多くの飼い主さんの笑顔を生み出す商品だと思いました。ぜひ、幅広い方に商品の情報が届いてほしいです。
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